当事者会レポートの注意点を一読してから読んでください。よろしくお願いします。

 

今回お邪魔したのは○○さん。伏せてるのは特に深い意味はないけど匿名のほうがいろいろ書きやすいしやりやすいからね。大体そんな感じ。

 

ここは5年近くの歴史をもつ双極性障害オンリーの当事者会。

毎月2回ほど行われているみたいです。

会場は某駅から徒歩5分、アクセスが良いのはポイントが高いっす。公営の施設ですがかなりの高層ビルで中もそこそこきれい。

とりあえずお菓子と飲み物を買って突入します。

 

5分ほど前に到着、すでに5人ほどの参加者が。~参加者は最終的に8名(男5女3)年齢は30代から50代という感じでした。

名札に名前を書いて着席。ここは初めてではあったけど主催の方とは面識があったので軽く挨拶。

 

まずは軽く自己紹介。その時に話したいテーマを出してもらいそれについて話し合う、というようなスタイル。

今回のテーマは以下のような感じ。

 

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TOPIC

  1. 仕事での夜勤は避けるべき?
  2. 障害者が障害者支援活動をすることへの是非
  3. 就職活動に関して
  4. 昔の友人とよりを戻したいがどうしたらよいか
  5. 『メンヘラ』は差別用語か否か?

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1)仕事での夜勤は避けるべきか?

  • 避けるべき。夜勤を一度でもできると言ってしまうとなし崩し的に増やされてしまう危険性がある。
  • 自分で夜勤が無理というのはきつい→間に人(PSWなど)を入れると楽。 ex.ハロワ、就労支援センター…これらの機関を使って就職した場合はそのようなアフターフォローがある場合もある。
  • オープンの場合は体調面の不安を説明する。クローズの場合は半オープンも視野に入れたほうがいいかもしれない。最悪手帳がある場合は手帳だして、無理という。

俺からのひとこと

双極性障害で夜勤は相性最悪だ!出来る限り夜勤のない仕事を選ぶべき。

とはいえどうしても夜勤が避けられないこともある。夜勤日勤夜勤というようにコロコロ変わると非常に危険だが一週間のシフト性などならまだ負担は少なくなるはず。

とはいえ眠剤を飲んでいるひとは夜勤なしの仕事を探すべきだ。飲んでいない、かつかなり状態が安定してる双極性障害の人なら不可能ではない…という感じ。もちろんオススメはしない。

自分も夜勤有りの仕事をやっていたがコンディションの維持には相当苦労した。長く続けたい仕事なら夜勤なしにしたほうがいい、間違いなく。

 

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2)障害者が障害者支援活動をすることへの是非

資格をとって障害者支援をしたいという人からの質問。

  • 人によっては嫌な思いをしてしまうかもしれない
  • 開示しなければわからないし問題ない

俺からのひとこと

実は障害者が障害者支援活動をする、というのはレアケースではない。双極性障害の方でこのような資格に興味を持つ人は多い、実際に資格を取ったり仕事にしている人もいる。

いわゆる作業所や就労移行、継続支援などでは当事者目線で対応できるスタッフを必要としているところもあるだろう。需要はゼロではない。

やりたいと思うならやるべきだし、自分の辛い経験が仕事に生かせるならやりがいもあるだろう。その気持ちはわかる。

難しい問題だが、当事者目線で対応できるということは大きな強みでもある。とりあえずチャレンジしてみたらいいと思う。周りを気にして諦めるのはもったいない。きっとその経験を必要としている人はいる。

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3)就職活動に関して

 

無職のやベーやつ、俺が出したテーマ。だいたいどこでも聞いてるけど情報はいくらあっても困らないからね!

  • 就労支援センター等では模擬面接もやってくれる。
  • 職業訓練校、障害者向けの訓練校もある。※ハロワのやつは傷病手当もらってると利用不可なので注意
  • デイケア、地域活動センターを利用してみる。
  • 役所の福祉課
  • ハロワー障害者窓口…相談に乗ってくれる人がいる
  • リタリコ(旧ウィングル)、ウェルビーなどの利用。障害者向け就労移行支援の大手。ちなみにネットでの評判はなんともいえない。しかしだいたいうまくいってる人は書かない、失敗したやつがめちゃくちゃ不満を書くというのがデフォ。
  • クローバーナビウェブ・サーナアビリティスタッフィング…障害者雇用関係の大手。これに限らず精神の求人は少ないので注意。
俺からのひとこと
当事者会いったら大体出てくるこのテーマ。何回か行くともう耳にタコができるくらいこの話聞けるぜ!つまり出てくる情報はある程度決まってしまっている。
ここでオススメなのはその地域の詳しい情報を聞き出すことだ。大きな情報はネットでも出てくるが、地域のコアな情報はなかなか出てこない。自分の住んでいる地域の近くの当事者会なら、地域の情報に詳しい人もいる可能性がある。こーゆう情報こそ価値がある。うまーく情報を聞き出して、自分のこれからにつなげてほしい。

 

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4)昔の友人とよりを戻したいがどうしたらよいか

  • 自分の立場的に会えなくなってしまっているか否か
  • 純粋につながりがほしいのか?
  • それとも過去のつながりを取り戻したいのか?
俺からのひとこと
これも人間関係の話になるとよく出てくるテーマ。双極性障害の人は躁状態で人間関係を壊してしまっている人が多い。
しかし、過去に仲の良かった人とまた同じように仲良くしたい。そう思う人は多い。
残念ながら躁状態の破壊力はすさまじい。どんなに相手が素晴らしい人であったとしても、躁状態を受け入れてくれるとは思わないことだ。
躁状態は人間関係をほぼ破壊する。壊れた人間関係の多くは元には戻らない。それが現実だ。
これは悲劇だ。しかし双極性障害の性であり定めである。受け入れるしかない。その定めに抗いたいあなたへ…俺から言えること。
まず躁状態を2度と起こさない。調子をある程度安定させる。ここで初めて人間関係の構築が可能になる。まずはここから。
復縁は難しいから期待しすぎてはいけない。しかし、それでもあきらめたくないなら調子を安定させること。その次に一回だけ連絡してみる。それでだめだったらあきらめる。以上、健闘を祈る。
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5)『メンヘラ』は差別用語か否か?

  • 相手が悪意を持っているか否か
  • 受け取り手がどう感じるか
  • 言葉狩りでは?
  • ネットでは軽く使われているけどそれは違うだろ
俺からのひとこと

今回の興味深いテーマ。

これは語ったら長くなりそうだけど簡潔に。

俺は差別用語とは思わない。そんな言葉狩りみたいなことをいちいち気にしていたら疲れてしまうだろう。

病状が悪化するだけだ。そんなこと考えてる暇あったら寝よう。

 

もうちょいつけたし。

発信者の悪意の有無、受け取り手の心情、あたりがポイント。個人差があるので定義するのは難しい。

メンヘラに関してはネット文化の発展で身近な言葉となった。それこそ本当にメンヘラな人もそうじゃない人もこの言葉を使い、自分はメンヘラだと言い張る。相手をメンヘラだとののしる。

前者はいわゆるメンヘラの意味だ。しかし、後者はアホ、バカ、間抜け、みたいな罵倒のフレーズの一種となっている。

もうね、今の時代、言葉は好き勝手飛び交うし意味は勝手に変わっていく。そーゆう時代なのだ。流行りはあっという間に過ぎていく。そーゆう時代なのだ。

そんな時代に差別用語か否か、を議論しても答えは出ないと思う。そうこうしてるうちにも、意味は変わっていく。

…PPAPだって数年前にはただのアルファベットの羅列にすぎなかった。それが今ではどうだろう。もちろんそれと一緒くたにするのは無理が過ぎるが、ネット社会のスピードだと一つの言葉でどうこう論議しても埒があかない。そんなのは暇人がすることだ。

つまり言葉遊びしてる暇あるなら寝たほうがいい。答えが出ないのだから。

 

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今回はこんな感じでした。最後はちょっと熱くなったけどほんと無駄に考えるよりは寝たほうが良いと思います…

このあとは普通に解散。数人で駅まで歩く。俺はそのまま駅ビルで洋服とか見てました。おわり。

 

そこそこ楽しかったです。10人未満だとそれなりに話せるので満足できます。またお邪魔するつもり。お疲れ様でした。おわり

 

 

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