やっと涼しい秋がやってきてくれた。
少し考えさせていただける時間が作れそうだ。
今年の夏はあの暑い気温の中で室内で冷房があるオープンキッチンとはいえ、どうにかなりそうだった。
その影響があったとはいえ、この一年の間は「今後」を考えるきっかけとなった気候だった。
お陰様でお店のほうの忙しさは変わらず有難いことなのだが、何かが失われて行っていた。
(それはお前のトシだろう!)
そう、その通りの自問自答に焦る自身を感じていた。
このままでいいのだろうか…
心の葛藤は音楽への想いや、いい料理を作るための毎日の継続。
だんだん無理がきかなくなっていく身体での料理と落ちていくだけのライブパフォーマンス。
昨年はALS患者さんからのご希望で、観客一人だけの出張ライブをしたのだが
ご家族や医療スタッフを通じての反応からまだやれると力をいただいた。
しかし、今年の「キララまつりライブ」では、自分のパフォーマンスにがっかりした。
このままでフェードアウトしたくない。
じゃあ、楽しみに来てくださるお客様はどうするんだ?
考えよう…