NHKの受信料契約のおじさんがやってきて、半ば強引に契約させられました。そのことがどうも腑に落ちないのです。
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単身赴任で越してきた家に、しかも夜10時頃やってきて、そのおじさんは契約を迫るのです。こちらは晩飯の支度中で(もちろん独りで)鍋に火はかけっぱなし。話は5分で終わるのでと言うので、しぶしぶ鍋の火を止めました。

僕はこの単身生活をテレビ無しで過ごそうと思って、我が家にはテレビを置いていないのです。
しかしおじさんは、「携帯電話にワンセグ付いてる?」といって、「はい」と答えた僕に、しめたとばかりに規約の条文を見せるのです。そこには携帯のワンセグも徴収の対象となる旨のことが確かに記載されていました。

決まりごとには背きたくない性分なので、これまたしぶしぶ承諾。

かかった時間は、約20分。鍋の料理も台無しになりました。
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しかしどうも気分が悪い。この長州はなんかへんだ、という思いを捨てきれずちょいと調べてみました。
確かに携帯電話でも電話料金徴収とされてはいます。
でも、僕は全くワンセグを利用していない。
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で、こんな文をNHKのHPで見つけた。

契約自由の原則とは、契約を結ぶか結ばないか、契約の内容・形式をどうするかを、国家の干渉を受けず、当事者の自由意志によるという近代法の 原則です。20世紀に入ってからは次第に、この原則を適切に制限することによって、社会の私法関係(個人と個人の関係)を是正しようとする傾向が強くなっ てきました。放送法の規定は、自由意思で受信機を設置した人に対して、NHKの放送を含む放送を受信する意思があると認めて受信契約をしてもらうというもの ですから、契約自由の原則自体にも、何ら抵触するものではありません。」


僕にはテレビ視聴の意思は全くない。携帯電話の保有目的は電話とメールに使用であって、ワンセグの機能を欲してはいない。受診の意思がないのに徴収させられるのは、上の文の意図に反するものではないのか?

ワンセグついてない携帯にしろと言われればそれまでだけれど、ワンセグついていない携帯を探すほうが難しい。

「日本放送協会受信規約」は見直されるべきではないのか?テレビを見ない自由も無償では保証されないという、全国民向けの規約として不十分なもの、と思うのである。


初めて、まともに書くブログが愚痴になってしまった。