この文字を見てピンときた方。
うふふのふ。
本日は旧暦の1月13日、尾張大國霊神社（通称︰国府宮神社）にて、国府宮のはだか祭りってのがありました。
天下の奇祭って呼ばれてますけど、元市民としては当たり前なもので、この日だけは市民の数よりも観光客が来る日として有名でした。
義務教育は全て休み。
高校も市内の公立高校は確か午前中だけ行って後は休みだった記憶が。
今年は史上初、女性が参加したって大騒ぎしてますが、参加したのは『儺追笹の奉納』だけであって、神男に触りに行くもみ合いではありませんからね。
小さな一歩ですけど、笹奉納くらいは良いのではないかと思われます。
コロナ禍が明けた昨年は、もみ合いに2,000人弱の参加だったようですが、今年は7,500人くらいだったとか。
少しずつ元に戻ってきているようで嬉しい限りです。
私とはだか祭りの思い出としては。
テキヤさんが何件か出てるんですが、私が小学生の頃は参道の側道にたくさん出ていました。
友達とあっちこっちに寄りながら遊んでいた時に
『おっちゃん、トイレ行きたいから、みんなで留守場しといてくれんか』
って呼び止められました。
ひとりじゃなかったし、快諾しておっちゃんを見送りました。
で、その間にお客さん来たらどうしよう…って思ってましたが、子供が数人だけのテキヤに寄る人もなく、おっちゃんが無事に帰ってきました。
そのままお礼を言われて放流されたんですけどねｗ
そんな昭和だったお祭りの風景をお届けしました。
大学生のある年は、儺追殿側で朝からずっと見ていた時もありましたね。
そんな今年は、テレビでニヤニヤするだけでしたが。
儺追神事は、テレビでやってるものが本番じゃなくて、夜儺追神事と呼ばれる神事のほうが本番。
その行事を見ることは禁じられ、見てしまった者は、神男が受けた厄が見た人にいってしまうと言われていて、大まかな話は近年語られていますが、詳しくは神男になった人や神社の関係者しか知りません。
明日は朝から奉納された鏡餅を切ったものを神男が頒布します。
天皇誕生日なので、行ける人は行ってみても良いかもしれませんね。