こちらのテーマは、100万人に数人の確率でかかる、とても希少で生命予後の悪い、後遺症が強く出て、社会復帰率50%ほどの病気と闘う患者本人と、それに振り回される家族の、家族目線のテーマです。
不快な方は見ないでください。
15:44、出かけようとしたところに電話あり。
病院からだ。
『トイレに行こうとして尻もちをつかれました』
「で、頭が痛いとか言ってませんか?」
『頭は打ってないんですけど…?』
「尻もちをついて、髄液が漏れてたりしたら、頭が痛くなるんです。痛がってはいませんか?」
『今のところは痛がってはいません』
馬鹿か。
尻餅をついたら、一番先に髄液漏れを疑わなきゃならんだろ。
更に仙骨骨折とか。
そういうところ、見通しが甘すぎるんだよ。
年齢的には老人だけど、治すために入院してるはずなのに、次々とトラブルばかりで嫌になる。
家で一緒に暮らしたいんだよ、私達は。
そのための治療をしてくれ。
悪くしないでくれ。