「てらして」をご覧くださった皆さまこんにちは。うにと申します。
前後編になっていながら一日空けるとは何事か。
申し訳ないです。それでは続きです。
前回は、患者さんの症状を引き起こしている「魔」がいるということで、その対処についての説明をしなくては。
という流れでした。ここから治療院として何が出来るのか。
治療院の主も私も、宗教家というほどではないにしても、お経を上げたり祝詞を上げたりする人間です。
すぐに退いてくれるような存在であれば、お経を上げることなどで問題は解決となりますが、今回は違う様子。
そこで私は荒神様より授かっている剣(実体のない、みえない剣)を用いることにしました。
さあ説明開始です。
この剣は刃ががあったりなかったりする柄だけの木剣として左手(いつもくっついている風)に授かりましたが、
このところ形が変わってきて、ところどころ枝葉がつき、左腕と左肩から首、頭の左4分の1ほどと混じって面白いことになっています。
禍を福と転じることが主な御利益ということで、普段は気がついた時に人へ振る、そういう用い方をしているのですが、
今回もそのつもりで振るいました。魔を祓ってよくすることが出来るだろう、と。
すると、振るった場所からにょきにょきと木が生えてきまして、追い出されるように1mほどの黒い人影が現れ、逃げ去ろうとしました。
どうしようかと思うか思わないかの間に右腕(の霊体?)が動き、今度は右腰に授かっている剣が抜きうたれ、影は2つになって動かなくなりました。
この時はあれっという間に勝手に動いたのでびっくりしました..
(こちらの剣もある神様より授かっているもので、簡単に言いますと、悪くなってしまった存在しか斬れないかわりに
そういった存在に対してはおよそ斬れないものはないという、少年の心を揺さぶるような畏れ多いものです。
形は時々で変わっていたのですが、ある事をきっかけにか、揺らぎはするものの装飾された刀に固定されました。)
黒い影ですが、動かなくなっただけでそこに転がったままですので、こちらを浄化するための事を幾つか行い、あるべき形とところに帰ってもらいました。
――そうして患者さんに入っていたものがいなくなると同時に症状は改善され、しかし後遺症といいますか、
傷痕のようなものは見えない部分に残りますので、そこに治療院の主が手を入れて終了。という事になりました。
患者さんに、なにかあって、よくなる。実にシンプルな内容ですが、なにかがなにかなのでなかなか..
正直なところ、説明にある授かりものの数々は、とても私には釣り合わないように思えるのですが、そういう役目であるということなのでなんとか納得している次第です。
今回はファンタジーな成分が某頭痛薬並で困惑される方も多いとは思いますが、ここはそういうところです..
こちらで見えているものをせっかくなのでお伝えしたいと思っています。
それでは、ここまでご覧下さりありがとうございました。