What can I do for Tohoku? #2
翌朝。
大きな市民会館のような建物の横にひろがる仮設住宅。
たくさんの世帯がそこに集まっていました。

里の杜仮設住宅内にある集会場をおかりして“お楽しみ会”の開催です。
お年寄りから子供たちまで。
たくさんのそこにお住まいの皆様が集まっていらっしゃいました。
中には
ボクは『いつもお世話になりありがとうございます』と。
皆さんからは『わざわざいつもありがたい』と。
お互いにありがたくその時間を共有させていただく、あたたかな空間でした。
そんなLIMがご縁をつないでくれた皆様から、LIMには宿題が出されていました。
そう。
リクエストいただいた楽曲を初披露です。
ボク自身もその歌を聞くのは初めてのこと。
歌詞に込められた内容と状況がシンクロし、思わず声がうわずるLIM。
歌はメッセージ。
歌を歌うことは伝えること。
心にきっと伝わった。
そう、その空間に身を置いて確信しました。
『青葉城恋唄』
その土地で愛される故郷を描写した歌。
若かりし日の思い出の歌だったと教えてくださった方がいらっしゃいました。
音楽は耳で聞き、目で楽しみ、心で感じ、思い出となり脳裏に焼きつくもの。
いろいろなことがあっても、それらはいつの日か思い出に変わり、
それらを糧に人は強く生きられるもの。
そのためには誰かが、何かが、生きる糧が必要。
こうして、ひととひとが交流を持ち、絆を持ち、ご縁をつないでいけるのであれば
それがその糧のひとつとなるよう信じています。
この日にボクが接した子供たちは
同じ場所で生活をし、同じ学校へ通い
同じことを感じている小学生の女の子たち。
彼女たちが何を抱え、何を夢見て、いま必要なモノやコトはなに?
まったく想像が及ばないので、流れに身を任せていたら
初担任の先生状態に。
シールを巡り、大ゲンカが勃発。
シャボン玉を巡り、順番争いが勃発。
そういえばそうだったな...
どうやって仲直りしようかと悩んだよ。
そうだそうだ、普通のことだ(笑)
でも、あまりに熱く繰り広げられるバトルを
うまく仲裁しようと、大人の理論を持ってわってはいるものの
そんなものは到底通用しないのですね(笑)
それぞれに代替案を提示し、ひとりひとりが“嫌な思い”をしないようにと
精いっぱいの笑顔でガチンコ勝負です。
そんな交流の時間を過ごす中で、それぞれの性格も十分に理解できたころに訪れる
別れのとき。
『もう行っちゃうのかぁ..』
『なんだか寂しいな..』
『まだ、しゃぼん玉やりたいよ..』
『このシールをあげるよ!』➠顔に貼り付けられましたけど。
『また来てね!!』
最後には『まったね~』ってあっさり。
可愛過ぎるだろう。
なぜかものすごくその小学生女子の輪に溶け込んだボクは
担任の先生どころか、転校していく生徒状態。
また来たい。
皆があと数年もして思春期でも迎えようものなら
きっとボクなんかとは遊んでくれなくなってしまうだろう。
誰と誰が実は両想いなんだよ。なんて
恋の相談でもしてくるのかな。
ファッション相談なんてのもいいな。
そういうの聞きたい。
なんだか遠い親戚の子供たちのようです。
いや。
きっとこうして遠い親戚のような“縁”ができたんですね。
あの子たちが気に入ってくれそうなもの。
そんな尺度で物を見る機会が増えました。
不思議なものですね。
でも、そう思わせてくれる素直でキラキラとした子供たちなんです。
これから先。
そんな成長を見守れたら楽しいだろうな。
そんな話をしながら、東京へ帰る我々でした。
きっとまた近い日に。
その日まで“お互い”に成長しよう。
約束。守れよ!!(先生風に)
出会えたすべての方々に感謝。
ともに活動した素敵な仲間たちに感謝。
この縁を円にしてくれたLIMにも感謝。
我々が東北のためにできること。
それはもしかしたら当たり前のことかもしれないけど
“関わる”こと。
“関わり続ける”こと。
なのかもしれません。
ありがとう。
ではでは
こつかもとひろ








