喉を刃で引き裂いて…

喉を刃で引き裂いて…

朧月を闇に落とす欲の黒い雨

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今宵月がないと悟り
雨音に閉ざされていく

初春の風がはらりはらり
淡い恋の夢枯れるまで留めた
女人と生まれおちれば
枷になって
苦しみ纏う永遠の罪

怪しげ光る夜桜に
貴方と願いを託して

儚く散りゆく花弁には
泪と爪の跡
意を決して飛び込めば
骸と重なり果てる

嗚呼…初春の風がはらり
生きる故の悲しみを葬り
小指を重ねたなら
思い出引きずり誓いの地へ…

成れ果ての場所
待ち人はこずとも

儚く散りゆく花弁には
泪と爪の跡
意を決して飛び込めば
骸と重なり果てる

水面映る月に酔いしれば
泪と苦の跡
血痕の髪束には
何一つ感情はない

愛を永久に掲げる
切なさと命と共に