リフォーム営業マンお勉強ノート(八戸)

リフォーム営業マンお勉強ノート(八戸)

リフォーム修行の中、日々の勉強を残して行こうと思います。

『あなた達は、犬以下です。犬だって何かクワエテ帰ってくるんです。』(かつての上司の言葉より)

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悪徳訪問商法の原則

 ・考えさせない

 ・悩ませない

 ・相談させない

少し前にあった埼玉県富士見市での認知症の老姉妹の悪徳リフォーム事件」を一度まとめておこうとおもいました。

何時:2005年3月まで

どこで:埼玉県富士見市

誰が:認知症の老姉妹

誰に:17社以上の自称リフォーム会社

何を:リフォームとは名ばかりの内容

どうしたか:工事を買わされた(詐欺にあった)

実はこの事件を考えたとき、たまたまリフォームを使っただけで、訪問販売詐欺でしかない感じました。その線引きは難しいのですが、

悪徳リフォーム(詐欺)

悪質リフォーム

とは、言葉を明確化することが必要になるのではと感じています。

(現在はあまり違う意味では使われていませんね)

この事件は、契約書があるものだけで、3700万円の工事が行なわれている。

浄水器約60万円、屋根裏補強640万円、防虫・床下調湿・耐震補強1400万円など。

その内容はTVでも繰り返されたように、必要の無い金具を打ち付けただけ、意味も無く除湿剤をまいただけというような本当にヒドイものでした。

結果、発覚のきっかけにもなった、ローンの滞りからの自宅競売は差し止められたものの、貯蓄約4000万円は失われた。

信販会社のローン契約のずさんさ。詐欺的、いや詐欺商法であっても罪を問えない点など本当に問題が多いと感じる。

たとえその会社が社会的非難からつぶれても、(計画的につぶしても看板を付け替えてまた始めることが出来る状態です。

現在新築とは違い、リフォームは無法地帯といってもいい状態。

何らかの許認可の方向性は出るにしても、簡単には行かないのが現実です。

私も訪問販売を現在行なっている立場であり、お客さまから直接に悪質なリフォームにあったとお聞きすることがあります。また各社見積り段階で競争をし、悪意が無くても価格差が生じ(商品のグレード・工法の違で結構見積価格が開くことがある)そこから悪質業者とみなされることもあります。

防止策を最後に。さて詐欺に合われた方の場合、時間をかけずに一気に契約されています。老姉妹の場合は、その日のうちに代金を回収されていることがほとんど。

悪徳訪問商法の原則

 ・考えさせない

 ・悩ませない

 ・相談させない

の反対のことをするしかなさそうです。

いずれにしろ時間をかけて、じっくりと見積もりすること。つまりは時間をかける時間を見方にすることが一番のようです。



塗装中

  『阿部さん 塗装中』

今日はよく参考にさせていただいているブログをご紹介。

失敗しない家づくりを!ずばり言います

非常に真っ当なことが書かれていると思います。(新築リフォームとも)

特に仕事に関する考え方は、プロだなーと感じさせていただいております。

最近の記事でも、塗装についてのものがありました。現在塗装屋さんは、もっとも忙しい業種となっておりますが、玉石混合状態です。

 キチンと修行していない職人さんや、安さだけで下地処理もろくにしない業者さんもいらっしゃいます。最も開業が楽な職種とも言われ(ちゃんとした技術を身につける為にはいい親方について修行が必要)、新規参入や独立開業が多いこともあり、一般の方には最も見分けにくいかと思います。

 塗料そのものでいくと、最も長持ちするのは、シリコン系でウレタン系・アクリル系と続きます。値段で決めてアクリル系だったとかは良くあるそうです。

 塗装を薄めて(チャブつかせるとか言います)塗ったり、吹きつけで剥がれやすかったり。

 下地処理をせずに塗ってのトラブルもあります。サビだけでなく、2回目の塗り替えの際前回に使った塗料の処理をせず(プライマーなどで固めたりする作業等)下の塗料から浮いてくる等。

 単純に値段だけで選ぶと落とし穴が多くあります。特に一定のレベルにある新築と違い、リフォームでは気をつけてくださいね。


中村 義平二
家づくりの基礎知識〈2005年版〉―21世紀の家づくり百科 (2000円+税)

少し詳しすぎるかもしれませんが、家づくりを考えている方にはお勧めの一冊。巻末の辞書も便利かと思いますよ。営業や棟梁さんも人によっては解りにくかったり、専門用語(気づかずに使っていることも)の多い人もいますので。(でも素直にその場で聞くのが一番ですが)

本題ですが、新築の場合を先に書きたいと思います。

1、工務店、大工さん

2、地域のビルダー(年間10棟以上)

3、ハウスメーカー(年間50棟以上の地域ビルダー)

4、建築家、設計事務所

他にも分け方はあるとは思いますが、

1、工務店、大工さん

 価格は安くなる(経費が少ない)。あまり新しいデザイン、設備、商品の知識が無い場合も多い。施工品質は、棟梁(社長)しだいの部分がある。アフターはまちまち。現在歩いていて思うのは、高齢の方の家を作った大工さんが廃業や亡くなられていること。跡取り息子さんがいたほうが安心です。

2、地域のビルダー(年間10棟以上)

 価格は安め。設計の方が凝る人だと、意外な設備をやることもある。施工品質はかなり個性的な方向感があるビルダーの場合もあるので、見学会や建てた家を見せてもらうと良いと思います。アフターも十分なレベルのところが多いと思います。

3、ハウスメーカー(年間50棟以上の地域ビルダー)

 価格は高くなる傾向。(見学会、チラシ、人件費と経費がかかってます。試しに乗ってる車とか聞いてみてください)シリーズでラインナップしているケースが多い。またスタンダードなプランから大きく変えると、単価が極端に上がる場合もある。商品(キッチン)なども標準仕様(種類は多いですが)をはずすと価格に跳ね返ることが多いようです。施工品質は高位標準化で、一定以上のレベルになっている。アフターはそんなにしなくてもというぐらい、親切。(将来のリフォーム需要や紹介が狙いといえば狙いですが)

4、建築家、設計事務所

 価格は高くなりがち。(施主さんが凝る場合がほとんど)非常に凝ったつくりをすることが多い。施工品質は大工さんしだいだが、棟数をこなしているところはいい大工さんを使っていることが多いか。アフターは連絡が取りにくいこともあるかも。

その他にも、ローコストフランチャイズの家だとか分類しきれないと思います。

全国的な広域ハウスメーカーさんから、工務店さんまで私は下請けとして(前の会社)見てきましたが、坪単価が安いからダメだとか、大きいメーカーだから良いとは言い切れない部分があります。(北海道と九州では家の仕様(断熱材や設備機器など)が違うことはもちろん、現場の状態も違いますし大工さんや職人さんも違います。電化製品や車のようにライン生産ではないので、同じ建物を作っても違いが出てきます。

結局家作りは人がしています。見てきた感じですと、やはり気の合う人と組んで作った方が良い方向に行っているように思います。新築直後にもめてアフターが頼みにくいだとかは良く聞く話です。会社の看板だけでなく、担当営業・大工さん・社長など、ともかく自分の感覚にあった人と組むのが一番良いようです。

さてワタクシが身をおくリフォーム業界の現状は?

新築のような坪○○万円的な、一定の目安がありません。また免許制ではないのでだれでも今すぐリフォーム業者を名乗れます。1000万を超える増築も、隣の家の草むしり一時間1000円も同時にリフォームなのです。

一ついえるのは元々の業種を調べること。ちなみにわが(有)ハウスサポート22社は、ハウスメーカーからの独立系ともいえますし、社長は一級建築士、棟梁は大ベテランですのである程度オールマイティにこなせます。水道屋さんが母体であれば水まわり、塗装屋さんならペンキ塗りなど得意分野を見極めてください。

結論は新築以上に厳しい目で、業者や担当者を選ぶことです。まだまだ成長途中の業界ですので、色んな人間がいます。

悪徳・悪質業者の話は別の回に書かせていただきたく思いますが、訪問販売ですぐ契約してはいけませんよ!(私の場合同様です)まず時間をかけることです。

結論めいたことをいえば、どんなことでもそうでしょうが、

 人と時間を味方にすることかなと思います。

   良い出会良い建物生活をもたらすことを信じて