Bike Team UNR -2ページ目

Bike Team UNR

メンバーがそれぞれの事情で
次々とバイクを降り
たった一人でチームを継ぐ事となった
UNRリーダーGutiのBike Life。

つづき



運転席の眉薄が「てめーだよ!」って柴田にタンカ切ったから柴田は運転席の方に行ったんだよ。




なにげにこれで詰みでさ、車でタンカ切る奴は気を付けた方がいいよ。
自分達より人数の多い相手に左右のドアに立たれたら相当不利になる
そうなるぐらいなら降りた方がマシなんだよ。





公道で車とケンカ慣れしてるバイク乗りならみんな知ってる事だ。




助手席のメリケンがドアの前に立ってる俺に
「今日は運が悪かったな~馬鹿の巻き添えで俺達に…
ふああー!あづっ!あづっ!
あづっ!グゥゥゥ!」





どんべー股間に放り込んでやったよ





運転席の眉薄が俺を覗きこむ様に
「てめー!マジぶっころ…」




ボシャン!





「アァァァー!アッチィィー!!」





まぁ、当然柴田もやるわな。





「グゥゥゥ!」
「アッチ…アッチ…」





メリケンも眉薄も前かがみで股間抑えなから顔真っ赤にして歯くいしばって硬直してんだよ。





俺にはそれがマッチョポーズに見えてさ、ゲラゲラ笑っちまったよ♪
柴田や三上にもポージングしてやったら気が付いてゲラゲラ笑ってたよ♪




柴田が「主食なくなっちまったな、買いに戻ろうぜ」
「俺、チロルしかねーよ」
「もうカップラーメンはいらねーな、何食う?」なんて話してコンビニに戻ったんだよ。




「あれ?三上どんべーは?」




指差す方見るとメリケン逹の車の上に置いてあったよ。




買い物してコンビニから出てしばらく歩くと例の車がまだ居た。




ここが重要でさ、




ケンカってのは勝者にも敗者にも
引き際ってのがあるんだよ。




勝者は相手の強さが解らねー不安を勝つ事で解放される訳だよ
そこで調子乗って「まだ気がすまねーな」って続行すんのと





敗者は完全敗北なのに去って行く相手の姿からの安心感で思わず
捨て台詞を吐いてしまうのと。




どっちも引き際知らねー馬鹿。




ここで男の器がハッキリ見れるんだよ。




どっちも相手が引けなくなるから
グダグタになり第三者が入って来たり通報されたり。しないでもいい大怪我。
まぁ、間抜けな落ちが待ってる訳だよ。




さっきの馬鹿二人が予想以上の雑魚キャラの可能性を考慮してさ、



「道変えるか?」と俺。





「だな」と二人。




さすが俺のダチだ、説明いらねー。





そんで道変えると路地の角から




馬鹿二人が飛び出して来た。




「いたぜ!」「このやろう!!!」





引き際の解らね雑魚キャラ完成だ。



やけにガニ股なのがウケる。




メリケンが歩きながら「オメーらマジやってやんかんよ、あ…」



雑魚キャラ二人の足が止まってさ
それ以上近付いて来ないんだよ。




俺達そのまま雑魚キャラ二人の横を通過したんだよ。





すれ違う時めちゃくちゃ睨まれたけど、
そんなもんいちいち拾うようじゃ
同じ引き際知らねー馬鹿なんだよ。
それぐらいはスルーしてやる。





まぁ、アイツらの二度目の敗因はさ




二人共、既に股間を部位破壊されてるのと
弱点属性「熱湯」を俺達に知られちまってるのと
メリケンがメリケン忘れてるのと




俺達三人が次に手にしていた物が





「特大おでん」




だったって事だよ。




雑魚キャラが暇潰しに
くだらねーちっちぇー優越感欲しさに
意気がって返り討ちにされちゃ
目も当てられねーよな。





おでん食いながら歩いてると
ふと気になった事があったんだよ。





「そーいえば柴田さ、
最初コンビニでなんでアイツらと揉めたの?」




「あははは、アイツらさ、
座ってジャンプ読んでてよ~
目障りだったから後頭部
足の裏で蹴ったんだよ、
あははは!」





…開いた口が塞がらなかった。




終劇。










Android携帯からの投稿