手を出したら負け
人間は感情の動物なので
論理的に不適切だとわかっていても
一度振り上げた拳はなかなか下ろせないものだと思う
いろんな人と議論していて
論破された人の逃げ方ってけっこう決まってる気がする
一度、拳を振り上げてしまった人の例をいくつか
例1
「とりあえずこのことに関してはもっと議論していかなきゃいけない。」
とりあえずこの人のネタは尽きたようだ。
この後に「たとえばどんなことを?」と聞いていじめるかどうかは自由
普段いい人なら言わない、懲りない人なら言うこともある(笑)
例2
相手が不利になって話を変えまくられた後に
最初の話に一気に戻してから間もなく
「もうあなたとは話にならない」的なことを言ってその場を離れる
その人は負けを認めたも同然
ほっとけばいいさ
ただ、はっきりいって最後にこんな終わり方をするのは
議論している側としても気分があまりよろしくない
結局、相手が結論を濁したことにしようとするからだ
なにより逃げる、っていうことがよくない
間違っていることの何が悪いのだろうか
プライドが傷つくのかもしれないが
そんなプライドは成長を阻害するのでない方がいい
自分が全てを知っているわけではないということ
自分も間違えることがあるということを自覚することで
感情に余白をつくる
間違えたら修正すればいいじゃないか
修正をしていけば、徐々に間違えることも少なくなる
でも、逃げてしまうと間違いは少しどころか全く修正されないと言っていいと思う
同じようなレベルの相手に対しては
また同じように論破されて逃げるを繰り返すことになる
もちろん、あっさり折れろと言ってるわけじゃないけど
こちらのネタが尽き、論として相手が勝っていると思った場合には
ふーん、そうなのか
と言えばいい
この場合、相手がいるからまだいいにしても
一人の作業の場合はもっと難しいかもしれない
自分の中でなかったことにして濁すということが
いとも簡単にできてしまう
先のプライドが高すぎて逃げてしまう人はこのような場面が避けられないのではないだろうか
おそらく、自分の力をしっかり出した上での
間違いを認め癖
をつけておかないと、個人で鍛錬して成長していくことは難しい気がする
で、自分の間違いや欠点に目を向けてみることで
自己理解、さらには自己コントロールができるようになっていくんじゃないかな
要は
素直になろうね!
ってことでした
自分も数えきれないくらい間違ってきたし
これからも間違えるんだろうなー
ってことで一筆。