秀吉、信長の大学でも急きょオンライン授業に切り替わることになった。
でもこれは とても良くない。
ずっと信長はゲームをしながらかYouTubeを見ながら、授業を流しているだけなのだ。
これでは受けていないのと一緒だと思う。
今日は他の授業のレポートを書きながら、授業を流していた。
先生が出席をとっているような声が聞こえる。
でも1人1人なんだか様子がおかしい。
先生が「顔が写りますか?○○さーん?」と聞いていくのだが「あのー・・・腕を怪我してて腕が上がりません。勘弁してください」
「あのー・・・Wi-Fiの調子が悪いみたいで顔が写りません」
どうやらダンスの授業のようで顔が写った学生はダンスを踊らされるらしいのだ。
たくさんの人の前で、カメラ越しに、自分1人の部屋でダンスを踊らされるのは誰だって避けたい。みんなの心は1つになった。
最初の方に呼ばれた学生は何も用意ができていなくて「カメラ、オンになってるんですけど見えないですか?おかしいなぁ」とか、雑に画面から消えるだけの学生もいた。「あれ?○○さん?さっきまでいたのになぁ」と先生も言っている。
信長は笑いながら「みんな喋り出しが、あのー・・・からじゃ」と言いながらセロハンテープをちぎっていく。
腕を手術してると主張する学生2名、カメラをオンにしたら退会させられたと主張する学生1人。信長の番がきた。
2階に上がって行き生活音をシャットアウト。
「スマホがバキバキにヒビが入っていて、カメラがうまく写りません」
「ほんとだ。見えにくいですねぇ」
1階へ降りてきた信長のスマホのカメラのレンズに何枚もセロハンテープが貼ってあった。
その映像は吹雪の中、ホワイトアウトしているくらい見えにくかった
もう大丈夫と思ったのか、出席をとっていると焦ったのか、途中で乱入してくる者もいた。
「すみません。遅れました」
信長が言った。
「こいつさっきまでパチンコ打っとった奴じゃ!パチンコ屋のトイレから写しとる」
対面授業にもどりますように
そして秀吉近況。4年生の1月中旬。まだ就職先が決まっておらず、卒業制作に毎日追われている。
秀吉曰く、これを終わらせないと卒業できないらしい。
去年ぐらいから、毎日起きてる時間は机に向かいやってるのに、まだ全然終わる気配がないのだという。