こんばんは、にーなです^^
今の時期になると
思いだしてしまう秘話があります。
それは
ずいぶん昔のことなのに
たぶん一生忘れることはないでしょう。
今は、犬のしつけ がもてはやされ
犬から見た世界も
ずいぶん変わってきたのではないでしょうか。
では、お話しさせて頂きますね。
自分の中の心の声に
素直になれずに
失敗したことって、
誰にでも経験があると思います。
にーなもそうでした。
でも、それが命に
関ることだったなんて
知る由もなかったんです。
9歳の頃・・
小さなオス犬と
メス犬が実家に迷い込んで来ました。
と、言っても
飼っているわけでもなく
時々実家に2匹で現れる状況でした。
メスの方は
首輪が付いていたので
誰かの飼い犬かと思っていました。
そんな状況が・・
数か月続き、
私は、その犬の首輪が
首にくい込んでいるのに
気づき、何とかならないかと
妹と犬を捕まえて
緩めてあげようとしましたが
首輪を穴に入れる
金属の部分に肉が巻いていて
怖くてはずせませんでした。
そこで
お小遣いをためて
動物病院に連れて行こうと
それから妹と二人で、理由をつけて
親からお小遣いをもらい
貯めていました。
ある日・・
『消しゴムを買ったんじゃないの?』って
母親に気付かれとき
『それを失くした・・』と
嘘をついてしまいました。
ちょっと胸が痛みましたが
あの犬を助けたいと
いう気持ちでいっぱいでしたので
その気持ちを飲み込みました。
数か月経っても
どこにも行かずに
近所をうろうろしている2匹の犬
2匹とも小型件なので
危険を感じることもなかった。
しかし、明らかに捨て犬であることは
わかってきた。
そのうちにオス犬は
姿が見えなくなりました。
そうして
3ヶ月経って、
2000円溜まったので
親に内緒で
親しかった動物の先生が
実家の前をバイクで
通られるときに
呼びとめて
2000円しかないけど
診てもらえないか
子供心に
ドキドキしながら相談してみた。
先生はニコニコしながら
相談に応じてくれたが・・
もう、手遅れであることを
言葉を選びながら教えてくれた。
もっと子犬の時に
付けられた首輪で
もう、肉の一部になっていること・・
その犬は異常に痩せていたが
お腹だけが大きかったのは
お腹に赤ちゃんがいるけど
生むまで、この犬がもたないことを・・。
『かわいそうに・・』と言いながら
涙を流した先生!
『人間が悪い・・捨てるなら捨てるで
首輪をはずして捨てれば、また、違っただろうになあ』って
つぶやいた。
先生に2000円を渡そうとすると
『何もできなかったから、
もらう理由がないんだよ』って
とてもやさしい声で
言って、受けとってくれなかった。
何か・・心の中を
冷たい風が吹き抜けた感じがした。
それが
今頃の時期だったなあって!
母親に今日の出来事を妹と話し
2000円を渡し、嘘を言って小銭をもらったことを
謝った・・
怒られると思ったけど
『知っていたからいいんだよ』って・・言ってくれた。
もっと、素直に相談すれば
3ヶ月前に診てもらえたんだって
思い、泣きだした。
『母親は、あの犬はね・・
もっと前に何人もの
大人が、首輪を
はずしてあげようとしたけど
無理だってわかったから、
あきらめたんだよ。
ここに来たときから、
どうすることもできなかったんだから・・』
って、教えてくれた。
それから、
できるだけ一緒に遊んで餌を与えた。
実家に確実に居ついたが
両親は何も言わなかった。
いつもうす暗くなると
どこに行くのかいなくなる犬でしたが
数週間後の朝・・
悲しそうな目を半分開けて
実家の家に寄り添うように亡くなっていた。
両親が、手を合わせて・・
実家の庭の片隅に深い穴を掘って埋めてくれた。
あまりのショックで
2日ほど口を利けない状況に陥っていた私。
母が、
『しっかりしないと・・
あの犬が悲しむよ!
天国で子供を産んで
幸せなはずだから、心配いらないから・・』と
慰めてくれたが
それまで、飼い猫の死・
金魚の死を見たことがあったが
『その犬の悲しい目と大きなお腹』を
30年以上経った今でも忘れることができない。
今なら、手術で助かったかもしれないが
30年以上前だから・・。
それから
可能な限り、素直に正直なろうと決して
生きてきている自分がここにいます。
あなたも素直に生きようね・・
にーなような後悔を残さないために。
その先生が、最近お亡くなりになったことを
知り、その時の出来事を鮮明に思い出したので
記事にさせて頂きましたm_ _m
亡くなった先生と亡くなった父母と亡くなった犬の思い出・・。
あまりにも悲しすぎて、誰にも話せなかったけど
なぜか、語ってみたい気持ちになりました。
今は、みんな天国で
幸せだと信じれるから・・。
そうして・・
先日メルマガ読者さん方から
『にーなさんのバイタリティには
驚かされるし、いつも楽観的に見える』って
言われました。正直、微妙な気持ち・・。
今、はっきり言えるのは
にーなは、いつも死に向かって生きているから
今、この時を大事にしているから・・
何事にも一生懸命なので
「楽観的に?」見えてしまうのではないでしょうか?
そうして、人間だけに限らず
生きているすべてのものが『死』に
向かって生きていることに気が付けば、
必死に頑張らざるを得ないと感じています。