前回はモラハラを克服した話を書きました。
”自分を愛することでしか、世界は変わらない（モラハラ対応など）”
本当に少しずつですが「自分への愛」が私の軸を太くして、私の人生を他者のためにではなく、自分のために生きるようになりました。
宇宙的な法則から言っても、私を愛すると、私の愛が内面から外側の世界でも存在できるようになって、結果として私にも他の人にも優しい世界ができるようになってきました。そんなお話でした。
なぜモラハラにまで発展したのか？振り返ってみると、私は愛について誤解していたのだと思いました。
今日は今までに信じ込んでしまった「愛」についての誤解を解く。
そんなお話です。
シンプルに言えば、「私は愛」「すべては愛」です。that’s allです。
でも今、一般的に「愛」と思われていることに誤解もあるように思います。
誤解の発端は「これが愛ですよ」と、
親や祖父母などから受ける躾に始まって、幼稚園・保育園、学校、宗教、本、おとぎ話、テレビ、倫理観、常識、生きてきた中で、あらゆる機会でで様々なモラル的な「愛の型」を学ぶことから始まるようです。
仲良くしましょう。
女の子は愛らしく、男の子は強くありましょう。
みんなの気持ちを考えましょう。
自分から譲りましょう。
すぐに謝りましょう。
思いやりを持ちましょう。
絆を深めましょう。
誠意を持って人に尽くしましょう。
責任感を持ちましょう。
人の役に立てる人間になるように、人に与えられる人になれるように頑張りましょう。
よい家族の愛とはこのような感じです。
よい母の愛とはこのような感じです。
よい子供、愛される子どもとはこのような感じです。
平和のために祈りましょう。
博愛の精神を持ちましょう。
子どの頃から「愛の型」を大量に無意識のうちに学ぶことで、潜在意識下に「正しい愛」の規範が作られます。
「正しい愛」の規範を持ったことで、「正しくない愛」が生まれます。
ジャッジメントのボーダーが出来上がり、心の中にいつも裁判官が住むようになります。だから自分を手放しに、無邪気に愛せなくなります。
大人になる頃までには、なぜそうなるのか理解できないままにハードルが上がって、愛というものは努力を要する超絶難しいことに変化しています。
私はどのくらい愛されているのだろう？商品のように愛の対価が気になって、愛することが取引にすり替わったり、素直に愛する喜びもよくわからなくなったりします。
生まれたときは、愛＝私そのものでしたのに。
これまで親や学校などから学んできた「愛の型」は、他の人とうまくやるためのコンセプトで、基本的に他人軸です。
他人が大勢いる外側の世界に秩序と平和を保ちやすくするように、働きかけるためのスキルです。
有効なこともありますがそれは純粋な愛というより、法律や条例に近い「ルール」です。
ルールを破ると、罰を受けるし自分の信頼と評判が下がります。だから破ることは怖いです。でも、ルールそのものも「平和が破られ、害を被るかもしれない。だからコントロールしよう。規制しよう。」そんな恐怖から生まれています。ですからルールの根本のエネルギーは恐れです。
なので「愛の型」「ルール」に自分が乗っ取られてしまうと、息苦しい恐れのルーティンをどうしてもなぞってしまいます。
「愛」だと教えられてきたことは、愛に似たものであって、愛そのものではなかったようです。
それが愛に対する誤解の発端でした。
だって、愛は生まれたときと同じ、愛＝私そのものですから。
心の中の裁判官に乗っ取られて、自分をなくしきったときの歪みが最もハッキリと出た時が、私の場合は「モラハラ」でした。
自分よりも他者に尽くす。他者に不利益を与えてはいけない。自分は仕事と育児をきちんとやり遂げていない。このくらい努力したのだから、対価がほしい。諍いはいけないことなのだから、不和は怒鳴り散らす相手の責任だ。こんなことでは社会で認められない。そんなゆがんだ他人軸に生きていました。
だから段階的に自分軸を取り戻すためにトレーニングすることになりましたし、自分主体で、本当に自分を生きるという明確な自覚を持つように促されました。
自分で自分を愛する自覚です。
型に自分を合わせる愛は、一度、脇においてみたらいかがでしょうか。
それは今までに被害を被った人が考えしたルールのコンセプトか、愛する事を上手に行った人の模倣でしかありません。
自分自身とは違う他人軸です。
愛は外側のルールから成されるものではないようです。
もし愛を表現したくなったら、どうぞ無邪気に自分のためにも愛を表現してください。外側に合わせるのではなくて、どんなにささやかでも内側からの愛の発露を喜んでみてください。
「自分だけがわがままにはなれない。」そんな心配をしなくても、自分をしっかり自分で愛して、自分を愛で満たしていけば、その分だけ確実に外の世界でも愛を体験するようになります。
その時には、今まで習った「愛の型」がすでに成されています。自然にすでに愛がなされているのを見て感動します。その時は気がつかないくらいに少しずつでも変わって行きます。
外の世界が愛の世界に塗り変わっていきます。それは上限のない世界です。自分の中に愛が溢れれば溢るほどに、上限なく変化していきます。今もです。
自分を愛するって…？
私は愛である。
それだけにフォーカスしてみてください。
うまれたばかりの赤ちゃんを扱うように、自分自身を優しく丁寧に扱ってください。幾つになっても、本当にその尊さも、柔らかさも、心地よさもは変わらないものですから✨✨
もしあなたが今、辛さを感じているなら、辛さを感じている自分を「それでいいんだよ」って、全部許してあげること。
満たされているのなら、そのままあなたが穏やかに笑っていられること。
それが一番の愛です。
愛するあなたへ。
いつもあなたのままで。
それだけが愛の源です。
お読みくださりありがとうございました。
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いつもブログに登場しているヒーラー、北澤さんの情報です。
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