5月

・オロナミンCの「ファイト!一発」で有名な俳優,渡辺裕之さんが自宅内で「縊死」により死亡,

 66歳だった。

・お笑いトリオ、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(61)が自殺

・山梨県道志村の山中で見つかった若い人らしき骨が,3年前、近くのキャンプ場で行方が分から

 なくなった千葉県成田市の小倉美咲さんと一致することがわかった。

・山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円(463世帯分)を誤って1世

 帯に振り込んだ問題で、同県警萩署は18日、振り込みを受けた無職、田口翔容疑者(24)を電

 子計算機使用詐欺容疑で逮捕。なお,阿武町は法的な手続きによってこれまでに4299万円余り

 を確保できたと明らかにした。

・北海道の知床半島沖で24日に引き揚げを予定していた沈没した観光船「KAZU1」が曳航(えい

 こう)作業中に落下,今度は深さ182メートルの海底に落下した。なお,「KAZU1」の運航会

 社「知床遊覧船」に対し国土交通省は旅客船事業の許可を取り消す方針を明らかにした。

 

 

 先月に引き続き,全国民がKAZU1の今後を気にしていたと思う。誰がKAZU1を引き上げるのか?,その費用は誰が負担するのか?。やっと記者会見した社長は「今回被害にあった家族への補償代はある」と言うものの,数十億円にも及ぶKAZU1引き上げ費用は国が負担することになった。委託された民間業者が沈没現場まで行くのに3日,潜水士も海底の水圧になれるために数日間過ごしてからの引き揚げ作業を行ったが,途中でロープが取れてさらに奥へ落ちたというミスも酷かった。さすがにこれは民間企業のミスだから2回目の引き揚げ作業は国は払わないだろうが,テレビ中継されている中であってはならないミスが発生したのはいただけなかった。

 一方の知床遊覧船社長は「我々を認可した国にも責任がある」というコメントしており,「は?」と感じた。

 

 そしてこれも衝撃が走ったダチョウ俱楽部の上島竜兵さんの自殺。まさかここまで精神的に追い詰められていたなんて思いもしなかった。今思えばダチョウ俱楽部のギャグって全部,上島さんのオチなんですよね。

① 「アツアツおでん」

② 帽子を一旦地面に投げつけた後,また帽子を被る「くるりんぱ」

③ 文句言いながら近寄ってのキス芸

④ 熱い風呂の前やプールサイドに立って「押すなよ」言いながら「押してくれ」と逆の圧をかける

⑤ みんな一斉に「俺がやるよ」と手を挙げ,上島さんも「じゃあ俺もやるよ」と言った瞬間にみ

 んなが上島さんに「どうぞ」とするネタ

 

 など,上島さんがオチ役に徹したからこそ,今日までダチョウ倶楽部は愛されていたのだと思う。肥後さんと寺門さんで流行語大賞を取った「聞いてないよ」や,「ヤァ~」をやっても3人いなきゃしっくりこなくて泣けてくる。

 

(映像解説)これがアップされてだいぶ経つけど,コメントでも「定期的に観に来ている俺がいる」など,やっぱ竜ちゃんスゲェよ。この3人の姿が観れないなんてホント悔しい。

 

 

 前にも書いたけど,上島さんにとって「師匠」と崇拝していた志村けんさんがまだ生きていれば,こんな結末は迎えなかったと思う。自分たちの持ち味である体を張った芸がテレビで出来ない今,「どうやって芸能活動をすればいいのだろう」と相談したいけど師匠がいない。だからこんな世の中にいるより,師匠のところへ行きたいと思ったのだろう。

 

 告別式の際,上島さんの奥さんが「寅さんが好きな竜ちゃんが死んじゃって」というのを,気が動転して「寅さんが死んじゃって」と言い間違えたというのも上島さんの奥さんらしいなって思う。そんな天然さを上島さんが気に入ったんだろうなって思う。

 

 コロナ対策給付金を誤って1人の口座に振り込んだという案件,しかも気づいたのは銀行側だっていうから市役所は何やってのか?。多分「●●● ほか●名」で処理して,実際は口座情報がその人しかできてなかったのだろう。法的処置に戻づいて9割を返金可能になったというから,この弁護士は剛腕だなと思いましたね。