・シジルのルール
① 特殊能力
シジルを持った者はリスクと引き換えに、何かしら常人とは異なる特殊な力を得ることができ、限定された領域(ルール)内で自由に扱うことができる。
人によって得られる力は様々。
強弱や種類もピンキリで様々であるが、力を扱う際はそのほとんどの場合が大きなリスクを背負い、危険を犯さなければならないためにあまり実用的ではない。
② リスク 対価反動
シジルを持った者はその力と引き換えに対価反動というリスクを背負うこととなる。
対価反動の具体的な内容は一時的、あるいは永久的な恐怖症、または肉体的、精神的障害をシジルが消える(死ぬ)まで抱えることである。
シジルの力を使えば使うほど恐怖症や障害の発生頻度は高まり、症状の重さは強まっていく。
シジルとの等価交換により何かを差し出す(物、行為、情報など)ことによって力とのバランスをとり、対価反動を抑えることができる場合がある。
しかし、多くの場合はシジルとの取引が成立せずにできない場合がほとんどである。
③ 日常的儀式 祝詛(しゅうそ)
シジルを持った者はシジルからくる合図(各個人にしかわからない)が来た際、各個人に与えられた祝詛という日常的儀式を行わなければならない。
これはシジルの力を扱う者全てに共通するルールである。
もし祝詛を怠った場合、シジルによる力の反動により一時的、あるいは永久的な恐怖症、または肉体的・精神的障害の発生、最悪の場合死に至る。
扱う力の強さにより、祝詛の難易度が高まる。
例、24時間以内にじゃんけんで5連続勝たなければならない、2日以内に8人の命を奪わなければならない、2時間以内にコーヒーを350cc摂取しなければならないetc..