アメーバブログを御覧の皆様、ラスクです。
毎度わざわざ此の頁に御越し頂き、有り難う
御座います。是非曲と共に御愉しみ下さい。




―歌詞について―

単語が持つ語感、質感は大事にしながらも、
あくまで文学的に意味を持たせられるように
意識しています。歌詞を、音楽と切り離して
文字として御覧頂いたときにも、意味として
成立するよう心掛けておりますので是非とも
歌詞カード(本頁終り掲載)で御覧下さい。
社会への主張と捉えて頂けるような中身も、
この詩には多く含んでおりますが、あくまで
押しつけがましくなく、音楽、文学の双方に
重点を置けるよう心して作詞いたしました。


―音楽について―

終始落ち着くところが無く次々展開する為、
バラードなどでは簡単に生まれる「余韻」を
御座なりにしてしまっては居ないか、などと
制作中は考えていました。歌詞の内容が芯の
在るものでしたので、軽い印象になっては、
そぐわないと考え、後奏には拍子を変えた、
即ち「余韻製造機」を置きました。結果的に
功を奏したのではないでしょうか。大成功。
そういう意味では半音ずつ動く妙な旋律や、
安定しないキーとリズムなんかも、後奏で、
まとまりがついたもの、とも考えられます。


―映像について―

前作「光を結っていけ」では実写に挑戦し、
この楽曲ではイラストに挑戦してみました。
また、映像の編集にも力を入れております。
歌詞には抽象的な部分もあるため、本映像と
共に御楽しみ頂ければ嬉しいです。終わり。


―メッセージ―

昨今の日本は厳しい。そんな中だからこそ、
自分と相手は常に、平等であるということを
思い出して欲しいです。たとえ相手が悪いと
思ったからといって、それを「叩く」権利は
有りません。表現の自由とは誰もが知らない
誰かを匿名で叩き潰していい権利ではない。
外の社会に出ることを自粛する今、ネットは
ある意味でその代わりになりつつあります。
だからこそ礼儀だの身分だのを常に弁えろ。
そういう主張を、込めたつもりであります。
この曲を聴いて、この頁を読んだ皆さんが、
「加害者」にならぬよう切に願っています。
偉そうな文面を大変失礼しました。最後まで
御読み頂き有り難う御座いました。laSK