ども!嫁と嫁の友達の家飲みの対応でぐったりしているあのカフェ店主でございます。
…こういうのを巻き込まれ事故っていうんですねぇ(しみじみ)

さて、先日無事に第四回あのカフェラム会終了いたしました!今回はインド洋のラム、特にモーリシャスとレユニオンを中心にお話をさせていただきました。

内容としては、大航海時代との関わりと歴史的背景のお話。
各島の砂糖産業だったり降雨量に対する糖度のちがいなど。あとは、製糖工場(蒸留所)と併設の発電所とのコジェネレーションの話など、今までよりはちょっと踏み込んだお話もいたしました(^^)


写真は使用した今回のラム会で紹介したラム酒です。

右から
・ザマ 10年[マダガスカル]
今回一番人気がありました。クレオールラムらしい線の細さとアジアンテイストな(ジャスミン系?)香りが華やか!

・サバンナ トラディショナル[レユニオン]
・サバンナ アグリコール[レユニオン]
サバンナは同じレユニオンのリビエールデュマとの資本提携や原酒トレードの話、それから発電所とのコジェネレーションの話など、一番濃い話になったのではないでしょうか?
日本ともシングルカスクでさすがのクオリティの高さ。エチケットにも情報が多いのでその見方などもお話ししました。

・サントーバン ホワイト[モーリシャス]
・サントーバン 5年[モーリシャス]
銅製ポットスチルで蒸留するアグリコールラム…ホワイトはもうこれでもかというくらい潮の香りや青っぽさが全開です。いっそ昆布出汁の味がするんじゃないかってくらい。
一方5年は熟成の過程ですっかりと丸くなったのかホワイトからは想像できない上品さ。この二本の劇的ビフォーアフターが金戒の目玉でした(笑)

・ニューグローブ プランテーション[モーリシャス]
・ニューグローブ 5年
個人的に愛してやまないニューグローブ。蒸留後に18ヶ月ステンレスタンクで休ませるなど手間を惜しまず作られています。特徴的なマーマレードのような香りは熟成後にも絶妙に残って絶妙なバランスを演出しています。

・サントーバン バニラ[モーリシャス]
サントーバンにバニラを漬け込んで作られるフレバードラム。
ボトルのなかにバニラビーンズがまるっと一本入っています。バニラ以外になにも加えず作られたこのラムは女性におすすめしやすいあまやかさです。


とまぁ、そんな感じに楽しく飲みながら、お話ししながらの会でした。

あ、ちなみに手前の瓶に入っているのは洋梨とバニラビーンズを漬けた漬けラムです。こちらもまだ残量ございますので通常営業でもお楽しみいただけますよ!
漬けラムのレシピは参加者さんには包み隠さずお伝えしております☆

では、次回は2月21日(日)です!まだテーマは決めあぐねていますがカリブの島々に戻る予定です!