ど~も。
雲謙です。
今回は、、、、
以前クレイシルバーの作成依頼があったことを書きましたが、
その製作工程を書き綴りたいと思います。
文章は長いし画像も40点ありますので携帯でご覧の方は心して読んでくださいなw
製作するのは「根付」と呼ばれる着物に付けるアクセサリーです。
古来よりある根付本来の使い方と違いますが・・・
現代ではアクセサリーとして使うのも有りだそうで・・・
若い人はこちらの使い方が主だと思われ・・・
そんな解説はいいやw
さっそく工程を紹介します。
最初に言っておきますが雲謙は素人です。
販売目的などでは作っておりません。
そもそも、売れるような物を作る腕はありませんのであしからず。
まずは、デザインですね。
サンプルを作って持って行きまして依頼主様と少しお話をしました。
大きさやイメージの作戦会議です。
でも、あくまで雲謙が一切のデザインを任されております。
作業工程でのちのち出てきますのでお楽しみに。
<1>
道具のご紹介ですw
こんな感じです。
今回はリングではないので右下にまとめてある道具は使いません。
中央にある皿はサラダ油が入っています。
<2>
まずはクレイシルバーを取り出します。
2作品作ろうと思います。
粘土自体は軟らかく形成も楽です・・・
が、、、
すぐに乾燥を始めてしまうのですばやく形を作らなければなりません。
まあ、水を付けながらやれば大丈夫なんですけどね。。。
今回は500円玉のような形につくりたいので簡単です。
粘土をよく捏ねますが、空気の入らないように気を付けましょう。
<3>
よく捏ねたら球体を作ります。
<4>
そして均等な厚さに作りたいので、
CDケースなどで押付けてつぶします。
このとき、、、
最初に紹介したサラダ油をケースに塗っておくと貼りつかないので便利なので~す。
おいしょ。おいしょ。
「バキッ!」
あっ!
・・・・・
力を入れ過ぎてケースが割れちゃったのは内緒です・・・
<5>
こんな感じに出来上がります。
テカッてるのはサラダ油でございます~
あっ、それと今回は雲謙の手の平が大量に出てきますので
手相占いが出来る人はよろしくお願いします。
聞きたいのは恋愛運・・・
何でもないです。。。
さっ、次!
<6>
基本の形が出来たら粘土の乾燥作業です。
本来はこのまま1日放置して乾かすのですが、
そんな時間ないのでドライヤーで20分くらい強制乾燥させます。
このとき、粘土が薄いので反り返らないように気を付けましょうね~
乾くまでの時間はご自由にお過ごしください。
飯食うのも良し。
本読むのも良し!
アンテナ良し!
地デジ良し!
すみません・・・
雲謙はニコニコ動画で時間を潰してましたw
<7>
リングはこの写真のように作って乾かします。
焼くと少し縮むので実際の指のサイズより3号ほど大きく作ります。
そうしたら、スポンジヤスリで表面を削り平らにします。
ここは、そんなに目の細かいヤスリでなくてもOKです。
乾いた粘土でも簡単に削れますので軽く擦る感じですかね~
<9>
表面を平らにしたら、そこに作りたい物をデッサンします。
紙に書いて、カーボン紙を挟んで写したほうが簡単なんですが、、、
雲謙はカーボン紙なんて持ってなかったので、
プリンターで印刷した物を切り抜いて鉛筆でなぞりましたw
まあ、削る形が分かれば良いのさっ!
これは「後ろ向き三つ並び兎」と言う動物紋です。
あともう一つ作るのは「ゑ」です。
「ゑ」って何かって?
そりゃ「ゑ」ですよw
後に出てきますので見るのが早いと思いますw
<10>
だいたいで良いンデス!
こんなんでもOK!
<11>
そして、これが問題の「ゑ」です。
まんまでしたw
何かこの状態だと滑稽ですが、完成すると意外と
「おお~」
ってなりますよw
<12>
さあ、いよいよ削り出してきます。
使う道具はこんな感じのものを使います。
彫刻刀なんて100均ので十分です。
一番右のはリングなどでは使いませんが
今回は上の写真でも分かるように
かなり削らなければならないので電動で一気にやっつけちゃいましょう。
歯医者さんの「チュイイイイ~ン」的な物ですw
<13>
大まかにいらない部分を削り落とします。
この作業から粉塵が舞いますのでマスクは必ず着用しましょうね。
暑いけど我慢!
粉吸って死ぬ勢いでムセル方がよっぽど暑くなるからね><b
<14>
次にこの金ヤスリでもう少し細かく削り出します。
ここでは妥協しないようにしっかり細かい部分まで仕上げましょう。
でも妥協しちゃったw
これくらいまで削れば良いかな?
あとは彫刻刀で溝やヤスリで削れなかった所を仕上げます。
写真では見づらいかもしれませんが、下書きをなぞり溝を掘りました。
力を入れすぎると簡単に「パキッ」っと逝ってしまうので慎重に!
この作業はきりがありません。
自分で納得したところが終了なのです。
そして一番疲れますw
<17>
二つとも仕上げました。
表面もさらに滑らかになるように削ってます。
根付紐を装着する穴も空けました。
「兎」は強度を保つ為に仕方なくこの位置に・・・
「ゑ」は全体を見せたいので穴用の部分を考慮して形作ってます。
もう疲労困憊だし目も痛い!
細かい作業は肩もコリます。
もうオッサンだな・・・
大体ここまでで4時間くらい経過してますw
<18>
さあ、いよいよ焼きに入りま~す。
ここでキッチンに移動ですw
最初は結構ススが出るので換気扇の真下でしましょうね!
昔、自分の部屋でやったことありますが・・・
窓を開けて喚起バッチリだぜ~!
考えが甘かった(´□`。)
そりゃあ、もう大惨事ですw
「ゲホゲホ」で「涙ポロポロ」で部屋はしばらく臭いですw
用意するのは、シルバーポットと固形燃料です。
ガスコンロでも出来ますが火の加減が難しいし、
見張ってないとイケナイので雲謙はお手軽なこの方法を使ってます。
<19>
この様に固形燃料を置き、その上に金網を乗せて作った粘土を置きます。
そしてさらにその上に蓋?
を置きます。
<20>
この穴からチャッカマンで着火!
ワクワクしますw
<21>
固形燃料が終わるまで燃焼し続けます。
焼き上がるまで時間あるのでここでも休憩しましょう。
焦るとろくな事ないですからね~
燃焼が終わるまでそれほど時間かかりませんが
雲謙は一時間ほど休憩しましたw
あと、ここで一番最初の粘土コネコネ作業で空気が混入していると
粘土が破裂する場合があります。
僕も以前失敗しましたが、破裂具合が何かカッコ良かったので
そのまま作品として仕上げたこともありましたw
それがこの写真の右側のリングです↓
ねっw
何かカッコ良くないですか?
こんな偶然はもう無いでしょうからシッカリ空気は抜きましょうw
<22>
こんな感じで焼きあがりました。
少し縮みましたね~
それに真っ白です。
これはこれで綺麗だなw
<23>
うん。
綺麗に焼きあがったようですね。
さあ、気合入れ直して頑張ろう!
次はこの金ブラシで表面に付着している白い粉を落とします。
軽く擦る感じです。
<25>
分かりますかね?
右側のほうだけ軽く擦ってみたのですが・・・
地金が見えてきました。
全体を丁寧に擦っちゃいましょ~。
<26>
どうでしょう?
二つともシルバー色が出てきましたね。
この段階では表面はキズだらけです。
金ブラシのキズ痕ですな。
<27>
ふう。
ブログ書くのも疲れてきたぞw
このスポンジヤスリで表面を綺麗にします。
左から目の粗いものです。
ここも終わりがありませんw
自分が「良し!」
と思ったら終了ですw
輝き出しましたね~
この辺りからテンション上がりますw
<29>
両方とも磨きました。
そして、何やら金属の楊枝らしき物がみえますが、
これは「みがきべら」って言いまして、、、正式名称分かりませんw
この棒で擦ることによって鏡面に仕上がります。
面白いでしょうw
<30>
分かりますかね?
右下の方を擦ってみました。
鏡面になっているの見えますかね?
このまま、全体を仕上げちゃいますね。
仕上げ方は色々ありまして、ヤスリで削ったままあえて終わるのもアリですし、
この鏡面仕上げで終わるのもアリです。
でも今回はそのどちらでもなく
「いぶして」
から仕上げたいと思います。
<31>
両方磨き上げました。
さらに写真の右上の謎の液体を使います。
<32>
ぬるま湯にこの謎の液体を数滴入れますと・・・
検尿ができましたw
健康な色でしょうか?
そんなことはどうでも良いですねw
<33>
ピンセットでこの中にウサちゃんを入れます。
液体が手に付くと皮膚が溶けてしまうので慎重に・・・
嘘デス(-"-;
浸すのは数秒でOKなのですよ~
どうなるかは次の写真で!
<34>
あ~ら不思議!
真っ黒になってしまいましたね。
浸す時間で多少色味が変わりますよ~
んで、何がしたいかと言うと・・・
<35>
先程のスポンジヤスリでまた磨きます。
するとどうでしょう?
ヤスリの届かない溝の部分を残して再びシルバーが浮かび上がってきます。
この方が溝の部分が強調されてデザインの輪郭がシッカリと見えてきますよね。
さらに磨いて行きましょう。
<36>
いよいよ最後の工程です。
この汚いシルバークロスを使って更に磨き込みますw
力を入れて隅々まで!
この時点で雲謙は意識が飛んでます・・・
ってのは大げさですがカナリ疲れました。
<37>
最後に、予め買っておいた根付紐を装着!!
「でや~!」
どうですか?
なかなか良いでしょ?
最初はどうなるかと思った
「ゑ」
も良いんじゃないw
これが着物の帯の所からぶら下がっていたらカワイイですよね。
はたして依頼主は気に入ってくれるのでしょうか?
なんで「ゑ」なの?
と聞かれても困りますがねw
根付もブログも疲れたw
また、何か作ったらココで公開したいと思います。
ですがもう製作工程を載せるは勘弁してください。。。
ご清読ありがとうございましたw
では、また(b^-゜)
製作者 : 雲謙
製作時間 : 約7時間30分(休憩1時間)







































