美容師になるには美容学校に進まなければなりません。
美容師には国家ライセンス制度があり、美容学校で2年間の修養を積まなければなりません。
卒業時にライセンス試験を受験、合格すれば晴れて美容師として業務に就くことができるわけです。
現在の合格状況は60%前後で意外にも難関になっているのです。
また、美容学校を終了してUNIXのような企業に就職をするのですが、最近ではその数の減少傾向は広がっているのです。
少子化の理由もありますが、この仕事の待遇が決して高くはなく、ライセンス取得までにかかる費用が250万~300万程度かかる割に、収入が低く稼げる技術者になるまでの時間がかかりすぎるからです。
このような問題点が浮き彫りになり、一時期のカリスマ美容師でもてはやされた時期から比べると、美容学校へ入学者は35%程度減少しているのです。
平成17年当時 24000人の卒業者が現在は16000人まで減少しているのです。
このような現状と昨今の経済情勢を踏まえて、採用難は深刻な課題でもあるのです。
一時期急激に増えた新規開業者も、過当競争と資金調達の困難さも相まって減少傾向も始まりました。
今の時代、独立開業しても5年以内で閉店に追い込まれる割合が30%以上に達しているといわれています。
このような状況で、今までのように美容師は独立して一人前!という考え方が通用しなくなってきたのも事実です。
つまり、UNIXが目指しているところは、美容師が通常の企業に就職して、自分の好きな仕事を通じて社会貢献できる企業なることが、UNIXが社会に必要とされる存在になると考えているのです。
せっかく多額な費用を払って、2年間という時間を費やして美容師というライセンスを取得したならば、それだけの社会的地位もあっていいはず!
と考えているのです。
そのためには美容師が社会から認めていただける仕事にしなくてはなりません。
以前のような徒弟制度の在り方から脱却して、ビジネスとして成り立つ仕事に変換しつつ、魅力ある仕事にしてゆくことが求められているのです。
最近の美容学校の求人募集で、UNIXに評価は飛び抜けて高評価をいただいており、数校では在校生の半分以上がUNIX志望という評価もいただいております。
技術者として優秀であると同時に、企業人として美容師像が描ける存在になってきたのです。
UNIXが美容業界に変革をもたらす原動力となって美容師の意識改革を推し進めてゆきます。
美容師を目指す若者たちに魅力あふれる企業にするべく取り組んでまいります。