百田尚樹さん
皆さんも知っていると思いますが「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」の著者として素晴らしい作品を書きづつけられている作家さんです。
昨日川口リリアの大ホールで彼の講演会がありました。
とても饒舌で飽きない話しぶりに引き込まれ、あっという間の1時間半でした。
彼が作家を目指したのは50歳を目前に控えたとき、「人生50年」という言葉に新しい道を見つけなければ!と一念発起したそうです。
それは自らが放送作家として携わった番組で「94歳のマジシャン」との出会いがきっかけでした。
そのマジシャンの仕事は「整体師」彼がその仕事を目指したのが88歳の時でした。
百田さんは考えました。
年齢ではない。気力の問題だと!
自分が今やるべき”!と決めたときがもっとも最適なタイミングだと!
その結果、素晴らしい作品が生まれてきたのです。
また、太平洋戦争を戦った若者たちの多くは大正生まれで、200万人を超える戦死者を出しました。
なんと7名に一人の割合で亡くなってしまったのです。
そして戦後の日本の成長を支えたのも彼らの世代です。
今の日本の経済成長の原点を作られたのは、大正生まれの方々の努力によってもたらされました。
荒廃した日本を20年で新幹線を通し、東京オリンピックを開催するまでに発展をさせた力は世界の冠たるものでした。
今その世代から移り変わってきて、団塊の世代を超えて、ゆとり世代へと変化してきました。
今一度蘇らせるためにも日本人の心根を学ぶことも大切ですね。
いい勉強になりました。