私が事業を始めたころ、いろいろなことに挑戦をしてきました。


開業当時は知らないことや判らないことがたくさんあって、学ぶことで日々を過ごしていました。


学んでゆくうちに解ってきたことは、学んだことをそのまま移し替えて取り組んだとしても「コピーペースト」でしかないことに気付いたことでした。


小保方さんが不正の疑いでスタップ細胞の論文を取り下げなくてはならないことの大きな要因に「コピペ」がありましたね。


他人の真似をして自らの研究成果としたことに論文の不正として大問題になってしまいました。


つまり、主体性の原則とは自らで研究をして自らが編み出した新しい仕組みだったり、商品やサービスでなくてはなりません。


私たちサロンは、いろいろな化粧品をたくさん揃えてお客様に販売をしたり、使用感を確かめていただいております。


私たちサロンが必要と思った商品を選択する目を持たなくてはなりません。


今までのサロンのあり方はメーカー主導で商品導入が行われる側面がありました。


例えばロレアルサロンや資生堂サロンといったように、メーカーの仕組みを利用するサロンが多く存在していました。


しかし、美容師も次第に勉強をするようになってきて自らが生み出す化粧品やプロデュースした商品開発をするようになってきました。


主体性の原則とは、このように自分たちが必要と思う商品を自らが作り出し世に広めるようにすることでもあります。


アメリカのサロンはPB商品として自社ブランドを大切にしています。


UNIXもシャンプー&トリートメントをはじめとして主力商品の自社開発をしてきました。


これからのサロンビジネスのあり方は、主体性を持ったサロンが活躍するようになるはずです。


UNIXはその点でも他社をリードする事業形態であり続けたいと思っています。