ビジネスにはいろいろな原則が存在いたします。
WIN:WINの原則という考え方があります。
ビジネスの世界では交渉者が共に利得を得られる取引こそが望ましい関係であるはずです。
しかし、よくある話で下請け企業が大企業に押し付けられた条件で仕事をさせられ、倒産の憂き目を見る!というドラマのような話があります。
それはWIN:WINの原則を無視し自社の利益のみを優先した取引関係を進めようとしているからです。
取引には人間関係や信頼関係、そして価格交渉が重要な取引条件になります。
私たちの仕事は価格表に則って料金が選定され、個別に取引交渉をすることがありません。
つまり、価格交渉をしなくてすむ分、顧客の要望を適切に理解しサービスにつなげてゆくことが求められるのです。
常に価格交渉をさせられる企業の大変さは私たちでは理解できない苦労があるはずです。
最近では相見積もりをすることが企業の常識になりました。
同じ商品や製品なら安いに越したことはありません
しかし、工事や設計に関してはチョット次元が異なると考えています。
メンテナンスをはじめ責任施工や設計の意図を理解しているかどうか等々、価格では表せないものもあるはずです。
デザインは価格設定が難しい分野でもあります。
気に入ったデザインであれば、それに見合った報酬を支払うことは当然であります。
ノウハウは、その価値によって価格に大きな差がでます。
高いノウハウには高い付加価値がある。
私たちの仕事は付加価値産業と位置づけています。
単なる価格競争でなくノウハウを身に着けることが価格競争に負けない大切な要素であると考えているのです。
それこそがお客様に喜びを提供するUNIXらしいビジネスモデルでだと考えます。