土日に掛けて、陸前高田と大船渡を訪問してきました。


陸前高田では、「八木澤商店」の河野会長、「高田自動車学校」田村社長

大船渡では「東海新報社」鈴木社長

と3名のお話をうかがうことが出来ました。


また「津波伝承館」での斉藤氏の講演は危機管理について真に迫る迫力に心を打たれました。


3名の方々が震災とどう向き合って乗り越える知恵を出し合っているか?


その生き様は「利己から利他」の心構えに支えられていることを強く感じた二日間でもありました。


今回の訪問に先立ち企画をしてくれた仲間たち(今野誠一氏・中島明氏ほか2名)の方々に感謝の気持ちを伝えたいです。


河野さんの浪花節根性は、実に楽しく豪快で復興へのリーダーシップをとることで街つくりの精神的支柱として地域の立役者になっている。


田村さんは、彼の知恵袋といった印象で、二人三脚で町の再生に必至になって取り組んでいる姿は共鳴を受けることもできました。


たくさんの人を失い、歴史も文化も喪失した現状から立ち直るには、人と人との心の触れ合いによる活動を通じてゆくことがもっとも重要だと気付かされました。


震災を乗り越え新たなる町を創るということは、人のためになることをする。そのことが結果としてイキイキとして町つくりが出来る。


励ましに行った私たちが逆に力を授けていただいた旅にもなりました。


素晴らしい人たちと出会えたことが、今回の最大の収穫だった。


長い付き合いをした人たちでもありました。