「闘争心」誰でも持っているものでもあります。
しかしその使い方を誤っている人もたくさんいます。
稲盛さんの近著で
「燃える闘魂」という題名の本が出版されました。
題名はちょっと驚きですが、内容は稲盛哲学が面々と綴られています。
「なにくそ、負けてたまるか」
この闘争心こそ、今の日本に欠けている言葉ではないでしょうか?
闘争心とは決して争うことを意味しているものではありません。
世のためになることを続けることができるか、
徳を積み重ねることが出来るか、
これらのことを自らに問いかけることこそ闘争心に火をつけることになるのです。
自らの信念を貫き通す強い意志をもつこと。
「負けてたまるか!」
彼が成し遂げた「JALの再生」は闘争心の塊から発しています。
人を押しのけて自分を主張することでもない。
相手を踏み台にして利益を上げることでもない。
人の道に沿ってこそ事業家としての道がある。
「燃える闘魂」をぜひ読んでみたいと思っています。