一般的にブランドというとファッションブランドを指して言う場合がたくさんあります。
しかし私がいま注目をしているブランドはAKB48です。
普通の女の子たちがスターになり、主体性を持って自分たちのやっていることに誇りを持って仲間同士といえども競争相手として意識し、だからと言っていがみ合っているわけでもありません。
彼女たちがAKBにいることに誇りを持って切磋琢磨している姿は、今求められている企業経営にいえることではないでしょうか。
秋元康氏のプロデュース力には予測できないことを仕出かす魅力があります。
従来型のブランド価値は歴史的背景を必要としていました。
しかしAKB型ブランド価値は常に進化し続けているのです。
時には新しいグループを生み出したり、総選挙と銘打って切磋琢磨させたり、そのすべてをイベント化して、メディアの有効利用に仕方について実に巧みに運営されていることに驚きをもっているのです。
当初は、冷ややかに見ていた年配者や知識人からも大きな評価を頂くまでになりました。
日本文化の象徴とまで言われるようになったことは、輸出産業にもなりえるブランド力を備えているのです。
このように考えると、ブランドとは生き物でもあるのです。一度築き上げたものを大切に守るのではなく、進化させてこそブランド力を上げることになるのだと。
UNIXが進化し続けることこそ本当のブランド価値を備えることが出来るのでしょう。