医療の仕組みについて私たち美容業界は学ぶべきことがたくさんあります。


医師にもいろいろの専門分野があり、総合病院には、30以上の診療科目があり、各科目が連携をして1人の患者さんの検査から診察・治療に至るまで総合的に診療方針の決定を行います。

担当医が決まりますが、治療にいたるまではチームを結成して治療方針を決定、担当医だけが全ての方針を決定するわけでもありません。


ところが、街の医院ではまったくそれとは異なった医療を行っており、掛かりつけ医としての役割を担っているのです。


国家試験として医師免許の取得は並大抵の努力では取得するのも困難で、長い年月を掛けて医師としての知識と見識を備えなくてはなりません。


同じ医師免許を取得しても進むべき道は異なっていて、大学病院や総合病院に置ける勤務医の医師たちは、高い専門性を身に着けたプロフェッショナル集団といえましょう。


そして開業医たちには地域医療を支える使命もあり、私たち市民が安心して医療を受けるには、掛かりつけ医の存在なくして考えられません。


患者たちも心得ているものです。検査や手術を必要とするような病やけがに関しては総合病院に行くように考えられていて、風邪や、腹痛のような病に関して掛かりつけ医に相談をすることが多くなります。


つまり医療の住み分けが患者の中にでも自然と行われるようになっているのです。


このように規模や設備を備えた施設と、開業医のように地域医療に献身的に携わる医療とは根本的に考え方も異なってくるのです。


私たち美容師にはこのような考え方がまったくありません。

美容師は美容学校で教わったことは全て出来て当たり前!的な考え方が一般の方々にも浸透をしています。

そして独立してはじめて一人前!この考え方もこの業界の通念として一般化されているのです。


しかし、それではいつまでたってもこの業界に新風をおこすことができません。

UNIXが目指すべき道は美容業界の総合病院の役割を担えることでもあるのです。

UNIXは「美生活提案産業」と自社の業態を位置づけているのです。

お客様の美生活を総合的にサポートするシステムを作り上げることが、UNIXが成すべき道筋だと考えているのです。

株式公開をそのために一里塚でもあるのです。

美容に関してのどのような相談にも応えられるノウハウを身につけ、お客様の美生活を豊にすることがUNIXの使命でもあるのです。

まだまだ先の長い話ですが、美容と医療とは密接な関係が有ります。美容には医療行為を外して考えることが出来ません。

つまり体の中からから美しくなることが本来持っている美容の原点でもあるのです。その目的に向かって、UNIXは常に進化し続けます。

本当の意味でご期待に添える企業になれるようにがんばってまいります。

これからもご支援よろしくお願いいたします。