企業にはいろいろな文化が育ってきます。


UNIXには良い文化と悪い文化の両方が存在しております。


良い文化が広がるにはどうしても時間がかかりますが、悪い文化はすぐに広まってしまいます。


例えば、「馴れ合い」という言葉の裏側には、お互いに責任を回避する。という内容が含まれているのです。


クルーがミスをしたとき、馴れ合いのチームワークはそのミスに対して目をつぶったり、言い訳を考えたりするものです。


誰しもがミスを犯すものです。もし自分がミスをしたことを考えると、そのミスをかばってくれることでミスから逃れることも出来ます。


時にはそんな逃げる心が、クルーのコミュニケーションの中で生まれてきて馴れ合い・もたれあいの文化が育ってきてしまいます。


また、責任者にも同じようなことが言えるのです。


「嫌われたくない」という気持ちが強く働くと、部下のミスを最小限にする擁護の気持ちが働いてしまいます。


その結果、ミスを犯していながら馴れ合いの文化の中では、些細なミスを帳消しにすることで、より重大なミスを起こす要素を作ってしまうのです。


初めのミスは些細なものでした。


しかしミスを隠そうとすることで、ミスを上塗りをして重大なミスを招くこともある。


初めが肝心!


些細なミスでも逃さず指摘し注意を喚起することで、最小限のミスに止めることもできるのです。


残念ながら、UNIXには「優しさの文化」と「馴れ合いの文化」が同居しているところもあるのです。

店長やリーダーであるものたちが、クルーたちと正面から向かい合うことをしなければ、ミスをなくすことなどできやしません。


UNIXにはお客様の声を反映する仕組みが出来上がっています。


その顧客の声に真摯に受け止めてこそ顧客の声を反映したといえるのです。


素直受け入れる心をもちましょう。


もたれあいの文化から脱皮いたしましょう。


そして本来の信頼関係を築く努力をお互いにすることです。