いよいよ彼(現永瀬営業本部長)の華々しい時代の幕開けが始まるのです。


彼が大宮店店長に赴任したのが1993年5月でした。


この店舗はUNIX成長の第一歩といってもよい店舗になりました。


開設当時はモッズヘアーとしてOPENしたことも幸いして、順調にお客様の支持を得られるサロンとして成長をし続け、

僅か27坪のお店ながら、最高客数で月間2000人を超える化け物のようなサロンへと変貌を遂げてきたのです。


当然、サロンはお客様とスタッフで足の踏み場もない程の状況になってきました。


お客様も小さな店内であるために、立って待っていただくことも出始めてきて、お客様に多大なご迷惑をかけることになりました。


永瀬店長をはじめスタッフ諸君は、この忙しさを楽しむようでもありました。


その大きな要因は


① サロン内に笑顔が途切れることがなかった


② クルーとお客様のコミュニケーションが友達のような雰囲気だった


③ クルー全員がポジティブ思考でプラスのエネルギーが満載だった


上記のような要因がお客様の支持を得られることにつながったと感じています。


このような異常なまでの人気を博したサロンから次なる展開が生まれてくるのでしょう。


それはUNIXの新しいステージに向けてのきっかけにもなったのです。


一般的にはこのようなサロンになると必ず導入するのが予約制でした。


決められた条件(サロン規模・スタッフ数)の中で、マックスに近い状態になると、そのしわ寄せがお客様に転化することが多々あります。


自分たちの仕事のやり方を変えず、もう少し楽に仕事をしたい!と考えても不思議でもありません。


UNIXが予約制を導入したのは最近です。


それまでは、「NOといわない美容室」を理念として掲げている以上、予約制の導入によってお客様にご来店をお断りすることは本望ではありません。


しかし、現実として考えると物理的に出来ないものは解決しようがありません。


私が考えるのはこのようなときは、器を広げることで、受け入れ規模を拡大させようと考えるのです。


つまり、他社のサロンに比べるとUNIXのサロンはなぜ規模が大きいのか?


このような考え方が原点になったことが、一店舗あたりの規模が大きくなってきた要因でもあるのです。


それが現在の大宮アルシェ店へと変化してくるのです。


彼の活躍によって、大宮店は次なるリーダー(久保田)へと引き継がれ現在のUNIXの原点ともいえるのです。


彼には次なるターゲットとして、川越にエリア拡大の要件を託されました。