最後に登場するのが高橋裕二横浜店店長です
入社当時は蕨店に籍をおき、余り目立つ存在ではありませんでした。強いて言うなら寡黙の印象が強かった記憶があります。
そんな彼が頭角を表したのは2001年に開業をした渋谷店の異動に始まりました。
渋谷店は埼京線渋谷駅ホームからの出入口「新南口」に隣接した駅ビルに180坪強の広さを要した一大美容サロンを開業させました。
以前のUNIXは新店の開業に際して、公募をする習慣がありました。
その公募に応えたのが彼でもありました。
しかし、この渋谷店はなかなか浸透をすることができず、3年が経過した後退店をすることとなりました。
彼自身は、渋谷という地域に接したことで、感性を磨くこともでき、その感性を生かすべく横浜店勤務になることができました。
そして次第にその力をつけてきて、2006年ららぽーと豊洲店が開業、opening memberとして栄光のスタートを切り始めました。
豊洲店の実績が着実に上がっていくに伴い、久保田部長の強烈なリーダーシップを受けながら、彼自身も成長を続け、2008年念願の豊洲店店長として、急成長の一端を担ってきたのです。
彼は、美容師として優秀なのは当然ですが、リーダーとしての資質を高めるため、マネージメントスクールに通い始めたのです。
美容師の感性が優れている点は、他の職業の方々よりファッションに関して優れているのは当然でもあります。
しかしその反面、マネージメントが苦手な美容師が多いのも特徴です。彼は前向きに考え、学ぶことを恐れず取り組んでいることが、結果として、現在の豊洲店を作り上げたといっても過言ではありません。
技術とマネージメントの一体こそがサロン運営にとってもっとも重要なことです。
美容師はどちらかというと一匹狼の要素があり、お客様もサロンよりはスタッフのつく、という現象が常に付きまといます。
しかし、サロンとしての魅力を高めることで、UNIXへのブランド意識も高まってくる。結果としてお客様のためになる会社になることができる。と私は考えております。
このような観点から、マネージメントの勉強は企業運営にとって欠かすことのできないことなのです。
そんな彼に、UNIXの基幹店舗の横浜店店長に白羽の矢が立ったのは不思議ではありません。
横浜店復活はUNIXの企業体質を強めるには欠かすことができません。
彼の考える店舗運営が可能な限り発揮できれば、間違いなく伝説を作り上げることもできるはず。
横浜店をキーとしてこれからの横浜地区における出店も徐々にではありますが拡大をしてまいります。
12月1日には、横浜元町店が開業予定になっており、次回からはこの新規店舗に付いてご報告いたします。
