年計を作り上げる事で、月間をトータルで見ること管理業務の視点が変わってきました。マネージメントを学ぶことは、決して難しい事ではない。しかし視点を変えなくてはならない。その道具としてパーソナルコンピュータは自分達にとって大きな武器に変身していった。
その後、顧客管理システムの構築に入るのですが、良くぞこの時代にこの投資をしたことか?
先進性が自分にとっては重要な要素でもあった。人よりも早く!業界で一番!地域で一番!このこだわりはいつも間に身についてきて、一番になるためには投資も持せずの積極的行動が身についていたのです。
顧客管理システムを私達一社で作り上げたのですからそれは大変の努力でもあった。ソードの機械を導入、ソフト開発を経総研と共に作り上げ、2年の歳月を掛けて実動までこぎつけました。
そして出来上がったものを化粧品メーカーに提供、共同開発の名で業界の方々に使っていただけたことも、当時としては画期的なことでもあった。
パーソナルコンピュータが数年後には一般化され、誰でも手軽に使える時代が直ぐそこまでやってきていた。Windowsの時代がやってきていたのです。
IT革命と共に会社は進化をし始め、自分自身も大きく変わろうとしていました。この時代の端境期に居たことは絶好の時期に身をおけたことを感謝しなくてはなりません。
今の時代は情報がいち早く行く届くために他社より先駆けることが難しくなってきました。僅か30数年前のことですが、IT革命という言葉すら無かった時代です。当然インターネットも有りません。しかし時代は確実に動いていて、新しい時代がやってきている事に早く気付けたことが、今になってみればとてもよかった。
そして始めての顧客管理システムの取り組みは、業界にとって画期的にことでもあり顧客の囲い込みに役立った事は間違いありません。
それは見ていてくれた、化粧品メーカーから共同開発の提案を受けたことで、資金的負担が軽減できたことで、開発に拍車がかかり、実現が2年程度でできた。