毎日の通勤にカセットテープを聴きながら自然に耳に入るようにしたり、時には早朝のジョギングにも当時流行っていたウォークマンを購入、カセットを聴きながら運動をしていた事もありました。
同じことを6回は聞くこと!これが条件でもある。
つまり同じことを6回続けて聴いてくるうちに自然と自分の行動に変化が出てくるのです。この学習方法はいつの間に癖になって、聴かないと消化不良になったような錯覚が覚えるようでもありました。
宗教的な感じもしましたが、自分の能力アップにつながることでもあり、聴くだけで行動に変化が生まれてくることは感銘も受けました。
目標設定に役立った事はアフォアメーションです。アフォアメーションとは自分が思い描いた目標をいつも見える場所の張っておいて、常に目に留まるようにすることでもありました。
せっかくの目標ですから、大きな目標設定をしなくては!と意気込み「一店一億 100店100億」という遠大な目標を掲げたのです。
自分のノートに書き写し、常に見える存在にしておきました。当時、一店舗で一億の売上を上げる事は夢物語でもありました。しかし夢は実現する!と、考えるようになってきた自分には決して難しいとは感じていなかった。できる!必ずできる!と信じて一億円上げる店舗とはどんな店舗か?想像する事がとても楽しかった。そしてその実現に挑むことを自らの仕事と位置付け、いろいろな事に挑戦をしていったのです。
当時の美容師の一人当たりの年間売り上げは500万程度でした。つまり単純に20名からのスタッフがいる店舗ならそれが達成できる。当時はサロンのお客様が自然と集まって来てくれる良い時代でした。