又、身内でも同様でもあった。最も信頼していた弟の徹朗に不祥事が生まれ、それは自信と驕りの結果、自分自身の身を滅ぼすことになってしまったのです。
つまり新宿という町は歓楽街とした栄え、人間の悪を引きだす魅力を持っている街です。人間には善と悪の両方を持ち合わせています。悪の存在は時には楽しいものでもあり、誰にでも存在するのです。その悪の存在をコントロールしているのは理性です。その理性を時には失ってしまう魅力が新宿には蔓延していました。それに気付くのが遅かった。そのために貴重な人材を失った事は、とても大きな損失でした。
店舗の採算は決して順調ではなかったが、人材を失う事のほうが痛手としては大きかった。新宿店の反省は自分自身をマネージメントへ進む事へのきっかけにもなってきました。