まずは安定的に人材を集める仕組みを作る事、そしてその集めた人材を育成する仕組みを作る事、この2点が今のUNIXの基礎となってきました。

人を育てるという事は容易い事ではありません。技術的指導はもちろん、人間的成長も一体となって育てなくては意味がありません。

特にこの業界は、技術偏重の傾向があり、技術さえ覚えれば、どこでも飯が食える。つまり「包丁一本さらしにまいて」の世界とまったく同じ世界でもありました。


このような職人気質の世界を変えようとしているのですからとても大きな力がなくてはなりません。


 この当時、私にはそんな力はまったくありませんでした。しかしその夢を実現するまでは引き下がるわけには行きません。


一つ一つ丁寧に築き上げてゆく事が、将来の会社を成長させると共に、そこに集う若者達に夢と希望を持っていただけることでもある。そんな思いが次第に出来上がってきた時でもある。


それが将来の育成システムができ上げリ、人材採用に関しても美容学校をはじめいろいろな学校よりUNIXの育成システムが評価されて、一時は大人気の企業として一気に500名近い方々の応募をいただけるまでになってきました。


その話を次に成長の過程でお話をいたしましょう。