結婚は昭和47年5月でした。結婚後一年以内で長女が誕生、翌年長男が産まれ、二人の子供の親として、今以上に積極的に仕事に取り組み始めました。  

 しかし家族にとっては仕事ばかりの日々の暮らしに時には衝突もありました。しかし家内は我慢強いところもあり、おかげさまで何とか今日まで無事に過ごす事ができたことは、家内に感謝しなくてはなりません。


時には「母子家庭」とか言われ、反応する事もできない。当時は朝から夜までサロンに出てお客様と向き合う日々、また研修や勉強会を通して社員と少しでも融合できればと考え、家族との時間をおろそかにしたのは事実でもある。


 一般的には妻には店舗を手伝っていただき、家族で経営しているのが通常でしたが、彼女はまったくのど素人!それが幸いして、自分は彼女と一緒に仕事をする事は、あまり良い手段だとは思っていませんでした。

 一時期、経理を担当してくれた時期があり、日々の収支に追われる中で自分達家族への給与は最後のなってしまいます。それは致し方ないことだとしても、家内としては納得できない事でもある。


 長女が生まれたのを機会に仕事から離れてもらい、専業主婦になっていただくことで、自分の責任をもっと強くするようにしました。