ボール縫いから始まった野球部の2年半は実に面白い時間でもあったし、いろいろな事を学ぶ事ができました。
現在、付き合っている仲間にも当時の先輩や同僚がたくさんいます。野球を通して野球以外のことをこれほど学ぶ事ができた野球に心から感謝をしたいと思います。
又、野球部には先輩方ですごい人もいました。卒業をして社会人としていろいろな経験をする中で出会いがあり、その1人にさいたま商工会議所の副会頭をなさっていた新井さんは私の一年先輩でもあり、今でもその親交深いものがあります。
そして同級生には武蔵野銀行の頭取の加藤さんもいます。当時の大宮商業は優秀な学生がたくさんいて、公認会計士や税理士をはじめ、いろいろな分野で活躍をしている人がたくさんいます。
私の学校の成績はと言うと、決して誉められたものではありませんでした。後ろから数えて早いほうで、授業中にボールを縫っていた印象が強い!と同窓会の席で言われた事がありました。又、野球部は特別扱いをされていた!との証言もあり、勉強をしなくても何となく卒業ができたのも間違いないことですね。
先日、高校の同窓会が開催され当時の事をいろいろと語る機会がありました。当時の私への印象は、野球少年で、とても目立つ存在だったと言われ少しビックリいたしました。そして君の特徴は当時から余り細かい事にとらわれない性格で、周囲の人たちからうらやましがられた存在がったと聞かされもっとビックリいたしました。
自分としては野球も下手で、理容学校との二束のわらじを履いた中途半端な状況だと思っていたのですが、旧友達は自分のことをうらやましい存在と思っていたなどとは、今までまったく気付くこともありませんでした。