戦後65年となりました。
8月を迎えると必ず太平洋戦争の特集を報道いたします。そんな中でテレビドラマ「はだしのゲン」を拝見し、当時の広島の悲惨さを垣間見る出来事として涙抜きでは見ることは出来ませんでした。
一瞬にして平和な家庭をぶち壊した悲惨な出来事はいつまでも後世に伝えて行かなければならないことでもあります。
私も広島に訪れた際、原爆ドームを見学に行きました。悲惨な現実を目にしてまさに地獄絵の如くでもありました。
今年になって初めてアメリカ大使が長崎を訪問して顕花をささげました。遅きになるとはいいますが、負の遺産を背負ったままでは国際社会では承認されないはずです。このように悲劇を二度と起こさないためにも私達ができることを今しなくてはなりませんね。
また映画で「日本の一番長い日」というのが再放送されました。私は昔上映された時に見たので記憶にあり、終戦の一日をドキュメンタリー風にアレンジしてあります。
人間としての生き方そして責任、又、国を憂う気持ち等色々なことが錯綜してこの一日がありました。
私の生まれたのがこの終戦の年でもあり、もしこの戦いが長く続いていたとしたら、今の私の存在は無かったかもしれません。
世界各地で今も行われている民族闘争、その課題を国際社会ではなかなか片付けることが出来ません。
同じ人間同士として相手の存在を認め合ってこそ、争いを避ける最も大切な要素であることは誰しも解っているのでしょう。
それなのになぜ紛争が収まらないのでしょうか?
自己主張をしすぎた結果でもあるようです。
つづく