磯釣り!!今時間が有れば何とかやりくりをしてでも行きたい!


私のフィールドは2箇所あって、南伊豆と外房エリアです。

下田地域で須崎の船宿に三信屋があり、春と秋の大会があります。

総勢40~50名も参加する大きな大会で、船で沖磯に出てゆきます。


私が始めて渡船をして横根という有名な磯場に渡ったことがありました。


須崎港を明け方に出港、30分ほどで目的地に到着するのですが、朝日が昇り始め、海原を赤く染める光景は生きている実感をそのまま感じるほどの光景でもあります。

しかしながら大海原に忽然と姿を表す横根の磯は、岩でできた小島で大きさとしては200坪程度の大きさかもしれません。

どこもゴツゴツしていて、安定して立っていられるところがありません。

特に怖かったのは、船から岩場に飛び移す瞬間です。


海が荒れていると、波の高さが4~5mにも昇り、時には二階から飛び降りるような光景に出来食わす事もあります。

釣りをやるのにこんなに危険なところに来て、飛び移る勇気が無くては、釣りをする事もできません。決死の覚悟でタイミングを見計らってダイビング!!

腰がもたつきながらも何とか着地!無事に仲間たちと釣竿を出すに至りました。


時には海に転落する人もいるとの話も聞き、命がけの渡船にはとても驚きました。


その後何度かチャレンジしてはいるのですが、何度やっても、行きと帰りのダイビングには細心の注意を払っています。


そんな危険な思いをしてまで沖磯に出る魅力は、大物との出会いを演出してくれるばかりではなく、孤島にたたずむ、自分の姿に英雄を模った雰囲気もあり、なんともいえない開放感があります。


もし、一人きりで磯場にいるのであれば全てを脱ぎ捨てて、裸のままで魚と戯れる事もできる。そんな環境にあることが不思議に思えるくらいです。


そして、いよいよ釣りが始まるのですが釣りの師匠でもある長谷川氏と関氏が懇切丁寧に教えてくれるのです。

ターゲットは「メジナ」関西では「グレ」と称し、磯釣り仲間たちのとっては最も魅力ある魚種でもある。

釣り方法は「ウキふかせ釣り」

このつり方については次回につなげてゆきます。