今、はまっている釣りは「磯釣り」です。

磯釣りとの出会いは友人の文筆家「西潟正人」さんの出版記念会の席で出会った長谷川氏によって、その深さを知る事となりました。

西潟氏は、以前、逗子で「魚や」なる魚料理の店をやっていました。漁師とのお付き合いの仲から、店に並ばない魚達に日の目を見る機会を与えたいと考え、彼の料理には一般の店では耳向きもされない魚達が顔を揃えておりました。


彼の手に掛かると、見捨てられていた魚達が見事なまでに料理され、私達の食欲を満たしてくれます。

例えば、「ゴンズイ」なる魚は、猛毒のヒレを持っており、誰しもが嫌がる魚でした。しかし彼の手に掛かると、味噌汁の出汁として最高の味わいを醸し出してくれるのです。身は白身で柔らかく、美味と言う言葉では足らないくらいです。

又、ハコふぐも同様です。味噌との相性がとてもよく、高級魚の「とらふぐ」とはまるで異なった料理となって楽しませてくれるのです。


このような漁師が日々の生活の中で使われている魚たちを料理をすることで、新しい分野を切り開き、それが講じて、新聞社の依頼でコラムを書き始めました。

そのコラムが集まって単行本となり、今では文筆家として、日本中の漁師との出会いを深める旅をしながら、紀行文や魚料理の出版をされています。


興味のある方はぜひ読んでみてください。

「漁師料理」の西潟正人氏と検索するといろいろなものと出会ってくるはずです。


そんな彼の出版記念パーティーが鎌倉で行われ、私もお招きをいただき、参加をいたしました。

当時、海釣りには興味がありましたが、船を乗ると酔ってしまいとても釣りをするまでに至りませんでした。

たまたま、同席をされていた長谷川氏と、釣り談義となり、ぜひ海釣りの魅力を教えてくださいと懇願した結果、今の魅力には待ってしまったのです。


次回からは、海釣りについて語りたいと思います。