フライフィッシングには、タイニングというフライを作る過程があります。
フライにはいくつかの種類があり、
水面上の昆虫を模している 「ドライフライ」
水中昆虫に似せている 「ニンフ」や「ウエットフライ」
またまた大型のせみやトンボに似せて作ったもの等々
このテクニックを始めたころは、いろいろなフライを作る事に楽しみを見つけ出していましたが、はまり込むと時間を忘れるようになり、次第に仕事が忙しくなると同時に、自ら作る事がなかなか叶わなくなりました。
しかし、今でもすぐに作れるように準備は整っているのです。
昆虫類を食べる魚が対象になります。
私が初めてフライに取り組んだのはやはり管理釣り場で、そこでいろいろなテクニックを覚えてくるのです。はじめ５ｍも飛ばないキャストが次第に飛ばせるようになり、バックが気にならなければ２０ｍ以上キャストできるようになりました。
この釣りの最大の魅力は、見えている魚に１対１の勝負を挑む事です。
見えている魚を釣ることほど難しいことはありません。
自分の存在は見破られないようにそっと近づき、彼（対象魚）の気を引くようなフライを彼の目の前に通すことで、食い付瞬間は、「ぞく！！ー」とするほどの最高のエクスタシーといってもよいほどの一瞬の悦楽でもあります。
練習当初は「ニジマス」を一生懸命に釣りに行っていましたが、次第に自然のフィールドを求めていろいろなところに出かけました。
日本では、岩魚がもっとも魅力的で、ヤマメと共に芸術的その風貌はまさに川の宝石とたとえられる美しさをもっています。
その魅力に魅せられた私は次第に渓流釣りのとりこになり始めました。
渓流には釣りと共に自然との一体感が味わえ、又、仲間たちとのキャンプは日ごろの疲れを一掃する喜びがあります。
次は渓流釣りの魅力をお話いたしましょう