昨日まで7日間、韓国に旅行をしていました。その中でいくつか気づいたことがありました。

 

 まず、韓国は、平地面積が日本より相当少ないhttp://ecodb.net/ranking/area.htmlにもかかわらず、土地の使い方が非常に贅沢です。何もない土地に、突然多数のビル群が出現することが多く、山の近くの土地もかなりぎりぎりまで使って高層マンションを建てています。

 皆さんは、韓国に、ギネス記録に登録されている、世界で一番大きなショッピングモールがあることを聞いたことがあるでしょうか?私も勧告で偶然発見して知りました。そしてその道を挟んだ先にはトランプワールドセンターなる巨大なビルが、、、。

 韓国の土地制度がどうなっているか知りませんが、相当、大規模に土地開発をできるような用地買収の体制が整っているんじゃないかと思いました。

 こういった豪華な消費生活を享受しているのにもかかわらず、電車の椅子は基本的に金属むき出しでよくて金属に布カバー、駅員は最小限、改札口に駅員はいません。あれ乗り過ごしたらボタン押して呼ばなきゃいけないんだと思います。トイレは原則、改札を入ったら駅の中にはありません。道はかなりでこぼこでヒビも日常に支障がなければ放置です。

 次に、以外におもられるかも知れませんが、韓国社会はおそらく、外国人観光客を呼び込む事に、ほとんど熱意を持っていないと思います。

 というのが、クレジットカードでキャッシングできるATMが大きなショッピングモールや一部の銀行のATMしかありません。普通、日本でも、それ以外の国でもATMといえば一般的に海外キャッシングができるものですが、韓国では「グローバルATM」という所で、しかもカードの表示があるところでしか、海外キャッシングはできませんでした。さらに町の英語表記も少なく、レストランにいたっては有名な観光地(海雲台)でも韓国語表記しかないところもかなりあります。店員も、その気になればある程度の英語を話すことはできますが、自分からはあまり話そうとしません。

 なぜ外国人観光客を熱心に呼び込まないのか確かな理由はわかりませんが、おそらく、韓国では少し郊外に行くと、今でも犬肉を売っていたりしますので、そういうところで外国人にあまり文句を言われることがいやなのかも知れません。また、韓国の飲食店では、それなりのランクの店は基本的に2人以上でいくもので、一人で行くと量が多すぎたり二人で行くと魚を1匹サービスしてくれたりと、欧米の商習慣とは違うところがあり、しかしこういった飲食店の習慣も、回転率よりもテーブル単価を重視し、客の質を保つという面から見ても一概に因習とも言えず、韓国人としては自分たちのスタイルを理解してくれる人にだけ来てほしいと考えているのではないかと思いました。

 総じて韓国は徹底した「選択と集中」により力を発揮しているという印象を受けました。

 その上で感じたのは、日本コンテンツの強さです。サムソン駅の地下に大きなショッピング街があるのですが、そこにはいくつか日本食レストランがあり、韓国人でかなり賑わっていました。インド料理、中華料理、西洋料理などさまざまなコンセプトの料理屋があった中で、ほぼ同じコンセプトの日本料理やが並びにあって客に入りがよかったことを考えると、日本料理のプレゼンスはかなり高いといえそうです。

 さらに、日本のアニメや映画もケーブルテレビで放映されていたり、認知度は高いと思いました。

 また、上記に書いたとおり、韓国は外国人観光客を呼び込むことに関して、ほとんど熱意を持っていません。これは経済的プレゼンスで脅かされそうな隣国、日本としてはむしろ好ましい状況で、インバウンドにはまだ十分可能性があるのではないかと思いました。

 ただ、日本の場合、コンテンツや観光など、楽しみの部分で勝負していこうとした場合、どのように選択と集中をするかという点が難しくなってくると思います。