ほんと、ブログは久しぶりです。

ユードドルが急落してるので、

思い出した「相場のレジェンド」についてちょっと書いてみようかな。。。


輝かしい武勇伝と築いた富の大きさによって、

死んで今なお言い伝えられるレジェンド達・・・

グランビル、エリオット、W.D.ギャン、ジェシー・リバモア等々

この中で、ギャンは5,000万ドルの遺産を残したと言い伝えれ、また、

リバモアは1929年の大恐慌で1億ドル稼いだ投機王として名高い。

こうした栄光は、今後もレジェンド達にあやかりたい人々によって

永遠に語り継がれていくのでしょう。


ほんとうのところこうなんです・・・

ギャンの息子は、インタビューで「父は、トレーディングだけでは家族を養って

は行けず、本の執筆と講義で生計を立てていました。」と語っていました。

彼の遺産は、10万ドルほどであったとのことです。

リバモアは、1934年3月に破産申請をしており、1940年11月に自分で頭を

打ちぬいて死んでいます。


ここから、多くのことを学びたいと思います。

当のアメリカではもう廃れた何やら「サイクル理論」や必勝「トレード戦略」等が、

今ごろになって、極東の日本では、持て囃されている現実があります。

また、リバモアからは、巨額サイズでの無謀なトレードが彼を破産に追い込んだ

ものと理解できます。


誰もがレジェンド達を夢みて、多くの人々が相場に参加するのですが、

彼らの本当の結末を知り、現実を学ぶことがとても大切なのです。



そういえば、正直なところトレーディング記録をつけていないなあ。。。

アレキサンダーエルダーさんは、

「記録の整備がだらしないことは、ギャンブラーや敗者の明確な兆候である。」

と、言っています。



トレーディング記録に記入することは、

・日付け

・各トレードの開始及び手仕舞の価格

・目標との誤差

・手数料

・当初に設定した損切り

・その後のストップロスの変更

・トレードした理由

・利食いの水準

・トレーディング期間中に記録した最大の含み損

・ストップロスが執行された以降に被ったであろう最大の損失額

・そのほか必要と思われるデータの記入



今年、これまでにPCCの清水プロとの対戦は2回ありました。

1回目:3月でしたが、プロがパープレイ、私が1オーバー。プロの勝ち

2回目:5月。プロがワンアンダー、私がツーアンダー。私の勝ち。

    旅行券とタイトリストのキャップとV10を一ダース頂きました。


今年、いまのところ、1勝1敗です。

来月6月に、今年3回目を予定しています。

新兵器のU2、U3もマイクラブに加わり、次回も勝利を確信してま~す。。。

ゼロ・サム・ゲームとは、

投機相場で勝つものがいて、負けるものがいて、

もともとパイの大きさは決まっていて、トータルではチャラ。。。

これって、ほんと~?

実は、トレーディングがマイナス・サム・ゲームであることを

知らない人が多いのです。。

勝者は敗者が損をするよりも少ない額しか受け取れないのです。これは、

マーケットからおこぼれを吸い取っているのが業界なのです。つまりは、

コミッションとかスリッページとかで抜かれているのです。

したがって、マイナス・サム・ゲームに勝つには、ほかのトレーダーから抜きん出て

優秀でないとならないのです。
ウォール街には、しばしば4つの動物が登場します。

マンハッタン島の南端の入植地から家畜が出て行かない様に、壁が設けられて

いて、ウォール街という名は、この壁からきていると言われているそうです。


そこに登場する4つの動物は、雄牛(強気筋、ブル)、

熊(弱気筋、ベア)、豚(欲張り)、そして、羊(臆病の象徴)です。


ブルは、角を突き立てて戦うことから、マーケットでいうブルとは買い手の

ことで、相場の上昇に賭けて利益を得ようとする人たちです。ベアは、前足

を上から下へ振り下ろして戦うことから、相場の下落に賭けて利益を得よう

とする人たちです。


豚は欲張りの象徴で、相場では自分の欲を満たすために多くの欲をかきトレ

ードすると損をすることになります。一方、羊は従順で臆病なので、他人の

助言や教祖の言いなりにポジションを取るので、マーケットが少し荒れると

慌てふためいて損を出します。