「魔法の英単語帳」シリーズ

apply(アプライ)

●核のイメージ

「固定された(固い)対象の上(外側・表面)に(薄い)何かを当てて(押し付けて)くっつける。」

●基本語義

「あてがう=オーバーラップさせる(重ね合わせる)=当てはめる、ただし、あてがう対象(オブジェクト)は抽象的なものではなく現実的な固いもの。対象(オブジェクト)の例は、具体的な物や活動」

★対象(オブジェクト)の形・条件・性質に合わせて=対象の形に沿って(丸くなら丸く、四角くなら四角に)あてがうというニュアンスがある。そこから、対象に合わせて「臨機応変にぴったりと適応・適合(フィット)させる=当てはめる=実際的に応用(実用化)する」という意味が生じる。

●語義の広がり

①基本語義より、(ものを表面に)当てる・加える・付ける(くっつける)・塗る、印加(力を加えて押し当てること)する

②アイデアや知識を特定の現実(世界)の上にあてがう(当てはめてみる)=応用・適用する

③意識を特定の活動の上にあてがう(オーバーラップさせる)=専心・没頭する

④資源(お金・時間・材料)を特定の対象(オブジェクト)にあてがう=充当(その事に用いること)する

⑤関心を特定の対象(オブジェクト)にあてがう、心や行動(活動)の計画(スケジュール)を特定の対象に適合させる=申し込む