わたしたちの無意識
(潜在意識)のなかに
存在していると言われる
元型ーアーキタイプー。
本日はそのうちの一つ、
"内なる女性性"を司る
アニマについてです♫
ドイツの心理学者ユングや
その研究の第一人者
河合隼雄センセイは
「元型を分かりやすく
説明してくれるもの」として
神話や昔話を重んじました。
そんなわけで
当ブログでも
『美女と野獣』の
主要キャラさんに
ご登壇願いたいと存じます。
まずは……
"BELLE"という名前がもう
フランス語でそのものズバリ
美ですから……
アニマ(内なる女性性)の
代表選手と言っても
過言ではありません☆.・
例えば
いまあなたの目の前に
「男たるもの涙を見せず、
力強く生きなければ!」
"社会から期待される
一般的な男性像"に従って
生きようとする男性
(Aさん)がいるとしましょう。
「男らしく強く生きたい!」
そのように願う彼の
無意識(潜在意識)下には実は
抑圧された
女性的な側面
=女性性
↑言わば
"内に秘められたベルさん"
が存在すると言われ、
ユングはこのような
女性性(内なるベルさん)を
アニマと名付けました。
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【 補足 】
体験を重んじた
ユングや空海さん
(※前回の記事をご参照ください)
に倣いまして
今日までの皆さまとの
セッション(合奏)=体験を
顧みますと
アニマが存在するのは、なにも
男性に限ったことではないな……と。
女性の無意識下にも
アニマ(女性性)の存在が
認められます。
ゆえに当ブログでは
"男性の中の"
"女性の中の"等
性別を区別せずに
無意識(潜在意識)下に息づく
内なる女性性をアニマ、
内なる男性性をアニムスと
称させて頂きたいと思います。
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さて。
そんな内なる女性性のベルさん。
無意識下にいらっしゃるとは言え、
その影響、パワーは甚大で
彼女を
"自身の内に
存在するもの"として
受け入れられるか、
受け入れられないかで
「目の前に展開する現実」が
だいぶ異なって参ります。
それぞれのケースを
実例を通して
見て参りましょう♫
ケース①:
[ 内なるベルさんを
受け入れられている場合 ]
映画中盤から
後半にかけての
野獣さんのようになります。
容姿や置かれた状況がどうであれ
あるがままの自己に充足し、
それでいて自分本位にならず
相手を思いやる行動を取る。
野獣さんが死守していた
赤い薔薇は
野獣さんのアニマ、
内なる女性性を表していました。
(薔薇は古代から
「女性性の象徴」と
されています。)
その花びらが
散りかけていたところへ
(彼の内なる女性性、アニマが
服を着て歩いているような)
ベルと出会い
彼の中の女性性が
少しずつ少しずつ
表出するようになり
ベルさんを
命を賭して守ったことで
もはや潜在意識下に
抑圧されたもの……ではなく
自我(顕在意識)の一部に
取り込まれることとなりました。
野獣から王子さまへの変身は
この変容が遂げられたことを示す
サイン。
というように
抑圧された女性性、アニマを
「わたしの中にあるもの」として
受け入れられますと
内なる女性性の性質を
自他へ発して行けるように
なります。
この一連の出来事を
"鳥の目線"で
客観的に見ますと
「無意識下に
抑圧された女性性を
自我の一部に組み込むため
"アニマが服を着て
歩いているようなベル"と
出会う必要があった」となります。
運命のパートナーには
違いありませんが
やはり……
強烈に惹かれる相手との恋愛は
命懸けですね。
追記:年頃だったわたしは
「別にイケメンにならなくたって
ベルは野獣さんを愛したよ!」と
腹を立てていたでありますが……
内的な変容を表すのに
視覚的な変化が
必要だったわけですね♫笑
ケース②:
[ 内なるベルさんを
受け入れていない、
また受け入れない場合 ]
"内なる女性性"に
気づかなかったり
見て見ぬ振りしたり
無視したり
拒んだり
存在を抹消しますと……
ガストンになれます。
以上!!!
で終わらせてもいいくらい
分かりやすく
ガストンになれます!!
彼からは……
「どんだけ無意識下に
押し込めてるの!?」と
ツッコミたくなるくらい
"ベルさん"の
香りがしません。
よって
よって
ガストンの無意識に棲まう
ベルさんが
「わだすはここさー!!
気づいてーーー!!」と
猛アピールすることとなりまして
それにより
彼女から悉く拒まれようとも、
ベルさんに抑えがたい
強烈な恋慕を抱き
(実際、高らかに
歌ってらっしゃいます。
「ひと目見たその時から
もう恋のとりこ♫」)
執拗に
追いかけ回すといった
事態を招きます。
"内なるベルさん
(たとえば美の性質)が
いない"わけではなく
"いないと思い込んでいる"から
町一番の美人の
BELLEさんを妻に
迎えるため切磋琢磨
する……と。
抑圧されているだけで
"本来自身の内にあるもの"を
他者に投影し
その姿に恋をする……
こうしたタイプの恋愛は実は
"相手に投影したわたし"を
愛しているだけで
"あるがままのその人"は
あまり見ていなかったりしますので
その関係性に
もがき苦しんだり
苦悩したり……も
そうではない恋愛に比べ
格段に増えます。
また「強烈に惹かれる
相手との出会い」の真の目的は
内なる女性性や男性性を
"自我の一部に組み込むこと"
にありますから
目的が達せられるまでは
似たようなタイプの人ばかり
好きになったり
愛してしまう……
"パターンを繰り返す"
という事象が生じて参ります。
ここで皆さま、ちょっと
思い出して頂きたいのですが
ご高齢の方を
等しく無下にする
「野獣に変えられる前の
王子さま」と「ガストンさん」。
そして同じよう〜に
リアルにベルさんを
閉じ込めた
「物語序盤の野獣さん」と
「ガストンさん」
(こちらは女性性を抑圧し、
内に閉じ込めていたのを示す
メタファーです。)
似ていませんか?
そう。
この二人のスタートライン、
立ち位置は同じでしたが
方や
"内なる女性性を受け入れ
それを自我(顕在意識)に統合"し
方や
"どこまで行っても、
どこを切っても
ガストン"
ガストン飴。
この違いが
二人の命運を分けることと
なりました。
(やはり……
強烈に惹かれる相手との恋愛は
命懸けですね。)
全ての方とは
申し上げませんが
"高齢者の方々に
あまり優しくない政策"に
"セクハラ&パワハラ議員さん"
これは日本の現代社会が
いかに
「内なるベルさん」
女性性を
(女性&女性性を)
抑圧し続けている
ガストン社会か……
ということを
示しているように
感じられてなりません。
"どうして
こうなっちゃうの??"
共に紐解いて参りましょう♡
次回は
ガストンに顕著な
男性性の説明……
の前に
アニマ
(内なる女性性)の
4ステージについて
記したいと思います♫
Hold on for a second♡
(↑しばしお待ちを☆)
本日もここまでお付き合いくださり
誠にありがとうございました。
素敵な週末を
お過ごし下さいませ♡
《 続く 》



