こんにちは



今月の初め大阪での研究会(1泊2日)に参加してきました。

会場は大阪のはずれのほうで今回、周りに知り合いはゼロという状況での参加でした。参加人数は3,40人くらいでした。
内容としては、遺伝子関係や発がんのメカニズムといった内容で自分でサーチしていない内容も沢山聞けました!

初日、場所が場所だったため、新大阪駅まで新幹線で出た後、約1.5時間ぐらい在来線に乗ってようやく会場にたどり着きました。大阪では複数路線が同じホームに乗り入れていてどの電車に乗ればいいのか分からなくなり結構焦って、1本見逃してしまいました...

日程は1日目午後から口頭発表 → 夕食 → 口頭発表 → 懇親会。二日目は朝から口頭発表を聞き、昼には解散という形でした。僕自身の口頭発表は1日目の夕食後でした。

1日目はようやっと会場にたどり着いて気が付いたら口頭発表のセクションが始まっていた感じです。今回の研究会では質疑応答時間が5~10弱分くらいとられていました。僕の研究分野に近い大御所の先生の研究発表からスタートだったので、最初の発表から質問することができ、少し議論することもできました。ちゃんとした内容でできていたかはわかりませんが...


普段から「学生のうちはどんな質問をしても恥をかくだけで済むから質疑応答は積極的にしたほうがいい」と指導教官から言われていたので最初から質問でき、質問するハードルが自分の中で下げられたのでよかったです。

夕方になり、口頭発表のセクション後、夕食になったのですがテーブルには缶ビールが置かれており、一人ひとつ持って乾杯しますという流れに...
「この後発表あるんだけどなー」と思いながらも仕方なくビールを手に乾杯してしまい、結局夕食では飲んでしまいました。夕食は油物が多く、結構胃に負担が大きかったです...

夕食後はまた、口頭発表に移りました。夕食で飲んでしまったため、少しほろ酔い状態で眠くなっていたところで自分の番が回ってきました。
初めての口頭発表だったので緊張のせいかアルコールのせいか心臓はバクバク。
でもいっぱい練習したし、指導教官の先生にも自信もっていって大丈夫!と言ってもらっていたので自分がやってる研究はこんなにも興味深いものなんだと伝える気持ちで発表しました。アルコールのせいで少しろれつが回りませんでしたが...
質疑応答では最初は質問が出ませんでしたが、座長の方が質問してくれたのをきっかけにたくさんの質問をしていただけました。最初の質問が出ないときは自分の研究に興味をもってくれなかったのかとか上手く伝えられなかったのかという気持ちでいっぱいでしたがやっぱり、質問してもらえると「ちゃんと発表を聞いてくれて興味を持ってくれた」と思えすごく嬉しかったです。

そんな感じで発表のセクションが終わり、各自懇親会会場へ移動になったときに、僕のところに数人の先生が来てくれて「面白かった」と言ってくださったり、意見をいただけたりしました。別の場所でポスター発表を行った時にはそのようにわざわざ自分のところにきてそのような言葉をかけてくれる人はいなかっただけにとても嬉しかったですし、先生方と少し議論もできたこともいい経験になりました。

懇親会会場に行くとある先生がとてもほめてくださり、今後の進路の話や昔話など少しお話を聞かせていただけました。やっぱり、アカデミアに残る方はすごく研究が好きなんだなと改めて実感しました。さらに、製薬企業の方も参加されており、現在の日本や外資の製薬業界の現状やアカデミアに進まない場合のキャリアについてのお話も伺えました。

その後はほかの学生と交流しました。会場が貸し切りだったこともあり、長時間話していたら、日も超えて気づいたら起床時間まであと数時間になっていました。

次の日は起きられはしたものの頭が動きませんでした。あんなに飲んでいた先生方はなぜかシャキッと元気そうだし、すごいなーと思いながら口頭発表を聞きました。頭が動かないながらも興味深い発表がいくつもあったので質問もしました。そんな感じで口頭発表が終わり解散になりました。

帰り際に発表後に声をかけてくださった一人の先生が、「今後の研究進捗楽しみにしています」と声をかけてくださり、すごく嬉しかった印象が残っています。

その後は眠いし、頭痛いしですぐに新大阪に直行し、研究室へのお土産と昼ごはんの駅弁を買って東京へ直帰しました。昼ご飯で食べたアナゴ稲荷、結構おいしかったので新大阪での駅弁でおすすめです!

そんな感じですごいいい刺激をもらえたし、研究へのモチベーションも更にいただけた大阪での研究会でした。