元気の素。


仲間を想って
号泣する菊池くん。
うに子オバサンももらい泣きしました・・・




(産経新聞のコピペ)


 4万6000人の歓声がわき上がる中、花巻東の菊池雄が四回二死満塁の場面で登板。3点を追っていたが、「まだここから。抑えてやろう」とエースは燃えていた。

 打席は勝負強い中京大中京の3番・河合。背筋痛の影響で「ボールがきていない」と感じた捕手の千葉はスライダーを要求したが、菊池雄は首を振る。139キロの外角直球を痛打され、走者一掃の適時三塁打となった。


 五回一死からは頼みのスライダーも伊藤に本塁打され、わずか11球で無念の降板となった。

 試合後の菊池雄はただ号泣。「みんなに信頼されて3年間がんばったのに、最後までマウンドにいられず申し訳ない」とおえつを漏らした。

 春の選抜大会決勝で清峰(長崎)に敗れたとき、菊池雄は「夏に優勝してから」とあえて甲子園の土を持って帰らなかった。その願いはかなわず、「悔いが残るから」とこの日も土は手にしないで球場を去った。

 エースの気持ちを察してか、ほとんどの選手も行動を共にした。花巻東ナインの心は最後まで一つだった。