なんか気になるカードをポイポイ買ってしまい、一月で10万円ほど浪費してしまった小市民です。

 

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 なんだかいろいろ買ってしまい、25年前、第四版とか第五版辺りを使っていた頃と同じくらいの枚数を一月で用意してしまった感があります。

 昨年12月末の頃にその当時のカードを思い浮かべて調べてみると、百万単位の値段になっていました。

 第三版(イタリア語版)もありましたしね。

 トラブルにより丸々紛失してしまったのが、数多くある人生の悔やみポイントで、ダントツのトップです。

 ま、それはともかく、本題へ。

 

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 本日のお題は、デッキの構築(理想論)です。(2025/1/23 時点)

 まぁ、諸先輩方にはお馴染みで、既にデッキ構築の数式すらあると思いますが、なんとなく遊んでいる有象無象はこんな考えをしているのか、程度に流していただければと。

 

 小市民の出した結論。

 

・デッキのテーマとか方向性は大前提。

・ドロー要素は必須。

・クリーチャーは種類を絞り、シナジーかコンボを狙えるだけ狙う。

 

 MTGアリーナでひたすら対戦した結果、デッキの継ぎ接ぎ編集入れ換えなんかを迷走した結果、大まかにはこの三点だと結論付けました。

 

 正解なんて知らん。

 デッキの数だけ正義がある!

 これがTCGですけどね。

 小市民の理想論として、休憩時のおつまみになれば幸いです。

 

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<デッキのテーマとか方向性>

 

 もう、カードの種類が多すぎて、どもならんのですね。

 なかなか4枚揃わないし。(4枚入れない場合もありますが、ひとまずそれは横に置いておきます。)

 特にキーカード。

 なので、方向性のひとつとしては、天使だの猫だのエルフだのゴブリンだの「これで勝ちたいな」「山札を削りきる」とか程度のテーマを決めます。

 かっこいい仕事したい!あの女優と同じメイクにしたらかわいいかも!サッカーしたらモテるかも!・・・くらいの感覚ですね。

 まぁ、構築難易度はピンキリですが、勝率はお察しの場合が多いでしょう。

 経験を積んだ方はそれでも勝ち筋があるのでしょうが。

 

 もうひとつの方向性は、コンボを軸としてコンボを生かすためのカードで肉付けしていく方式です。

 例えば、前回記事で小市民が呆然とした「血に飢えた征服者」を使ったコンボとかがまずあって、これをいかに効率よく展開するか、を主軸としてデッキとサイドボードが決まっていく訳ですね。

 

<ドロー要素は必須>

 

 小市民によく起こる現象が、気前よくクリーチャーをバンバン呼んで、6ターン目くらいには大体手持ち札がなくなるという現象です。

 

 また、マナがでないという事故が発生した場合、どうにかして土地を引っ張ってこないといけない。MP低い魔法使いなんぞ、お呼びじゃないのです。

 それに、二種類のカードでコンボを狙うと仮定しても、単純に60枚中8枚しかないわけで、これをタイミングよく手札に置けるのか、という話ですね。

(無論、ここを解決するために頭を絞るのも楽しみのひとつなんですけどね。)

 

 そこで、ドロー手段が必要になります。

 単にドローする機会を増やすのか、一回墓地に落として引っ張ってくるのか、他諸々を考慮して、手札を切らさず、目的のカードを早々に手札に用意する。

 これが一番重要だと思っております。

 

<クリーチャーは種類を絞り、シナジーかコンボを狙えるだけ狙う>

 

 欲張るとデッキ枚数は膨張しますし、前出の「血に飢えた征服者」コンボを狙う黒単デッキなのに「ラノワールのエルフ」をデッキに入れるかどうかで迷う必要はありませんよね。いくらマナを出してくれるといっても。

 小市民は、ネット上でいろいろ調べた情報や大昔の記憶から、クリーチャーは大体20ー26枚位を目処にしています。(無論、デッキによりますけどね。)

 となると、この条件で全て4枚採用する場合、クリーチャーは5ー6種類。

 この、膨大なカード群の中から、たったそれだけのクリーチャーを選出するのか、というお話なんです。

 だったら、一つ一つのクリーチャーやパーマネントの効果に関連性があってほしいじゃないですか。

 「このカードの猫かわいいから」「この天使、俺の嫁」「このエルフと結ばれる運命なの」などという、些か危ない要素を含んだフェチ勢はひとまず自分の世界に浸っていただいて、できれば効率厨でいきたいものです。

 

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 さて、どのデッキでも必須になるのがドロー手段ですよね。

 10年20年デッキを組んでいる方なら、即座に決まるのでしょうが、小市民のようなテキトー勢は定石のようなカードがないとわかりません。

「あれれー?こんなところに青いカードがあるよー?」

 という解決法なら、小市民でもわかります。

 なんせその手のスペルがモリモリありますからね。

 問題は他の色なんです。

 召喚した際の効果とか、生け贄にするとか、結構条件がないと引かせてくれないんですよね。

 なので、特殊土地が高騰する要因のひとつとなっているのでしょうけれども。

 

 そして非ガチ勢としては、資金的な要素を主軸としたメインデッキが作りきれない悲しさから、カードが揃わない。

 そもそも、なにを用意すれば良いのか、どうしたいのかもわからん。

 あれですね。小学生に理由を聞いても、わかんない、と返されて困惑する大人の図です。

 なので、コンボとかドローエンジンとかの、定石をまとめたページがほしい。

 ファウンデーションならこれ、とか、ダスクモーンならこれ、とか、カードの画像と何が素晴らしいのか、どんなデッキに向いているのか、解説したページがほしい。

 

 だって、ポケカを一度友人に誘われてやってみましたが、ドローがすごいんですよね。

 ドローができるだけで、これだけゲームとしての楽しさが変わるんだ、と感動したんです。

 なので、MTGが玄人向け、マニア向けという要因のひとつに、「定石がわからん」というのがあるとおもうんです。

 

 言われて手を出してみたものの、なにをして良いかわからないし、思ったようにデッキが回らない。

 

 これはつまらんでしょ。

 ゲームとはいえ勝負ですから、勝ち負けがあってほしい。

 負けばかりじゃ、そら、深入りできませんて。

 あ、カードを眺めていろいろ対策したりコンボ考えたりするだけで二日くらい寝食忘れる人は、また別の人種ですけど。

 逆に言うとそういう人以外は、MTGに根付くかどうかってギャンブルなんですよね。

 

 ましてや、いろんな環境で遊べていろんなルールがあって、長い歴史で外国語を覚えるよりカードとルールがたくさんあって大変だし、変化するし、金かかるし。

 

 まぁ、そのためにチャレンジャーデッキとか、構築済デッキとか、ジャンプスタートとかでウィザーズオブコースト社も工夫を凝らしているわけですが。

 視点が違うんじゃねーかなー、なんてシロートは思うわけですよ。

 しかしねぇ。

 ウェブで定石集なんて出しちまえば、カードのコンボを見つける楽しみなんてのもまたなくなってくるし、特定のカードしか売れないなんてことも起きるわけですよね。

 そしてまた一年に発売されるカードセットが増えていく・・・。

 

 ということで、

「誰か MTG Wiki 以外の分かりやすい定石ページを紹介してください。むしろ作ってください。」

 と日々八百万の神様と何人いるのかわからん仏様と諸外国の神様とファンタジー小説に登場する神様にお祈りしている小市民でしたっ!

 

 あなたのゲームライフと現実生活に幸ありますように。