もし私が小学6年生だったら
だれかのために、がんばることができるだろうか

じゅんのように、
ひとりでコートを作るれるだろうか

きっとできないと思う
みんながすれば自分もやろうと思うだろう

なぜ自分だけがやらなくてはいけないのだと考える
人は楽なほうがよい
できればだれかにやってもらおうと考える

ゆにてぃは
「みんなのためにがんばる」という気持ちが
卒業生5人にあったから
強かった

優勝2回、準優勝1回

もちろん勝つためにはまじめに練習をしたし、
キャプテンは技術指導もした


コートのなかで相談もしたし、
たがいにはげましあった

今のキャプテンとじゅんの心のなかには
まだ、その灯が消えずにある

子どもたちだけではできない

家族も兄弟、姉妹も
コーチも監督も
心の中に灯をともせないか

まず自分からだれかのために
つくせないか

精一杯の努力をしよう
楽な練習より、
つらい練習をしよう

ひとり一人がみんなのために