こんにちは
RITZKOです。
「ワクワクすることをやりなさい」
というようなことが言われて久しくなりました。
ワクワクに従って、天職にたどり着けた人
どれくらいいらっしゃいますか?
多分、いらっしゃると思うのですが
多くの方は、これだけでは難しいのではないかと思います。
「ワクワクすることやってみてるけど
これが仕事になるとは思えない・・」
と感じる方も少なからずいらっしゃいませんか?
今日は「ワクワクにしたがって全てうまくいった!」
・・・じゃない方のお話です。
わたしは自分自身の経験とか友人やクライアント様の
体験でしかお話しできないのですが
ワクワクだけでうまくいった人は
本当に少ないと思います。
天職をまっすぐに生きている人たちは
自分自身の使命=ワクワクONLYではない場合も
多いと思います。
むしろ天職を見つけた入り口は
「それだけはイヤー!!」という
どちらかというと「怖い」の感覚に
近いという話もよく聞きます。
わたし自身も『怖い』の扉を開いて
新しい喜びに出逢えたこともあります。
決して嫌なこと・怖いこと=天職
というわけではなく
今まで閉ざしていた自分を解放する
つまり大きな変化を体験するわけですから
恐怖が出てきても自然だと思います。
恐怖を感じるような課題は
いわば前世でやり残したことだったり
生まれる前から、「やるぞ」と決めてきたこと
なのかもしれません。
自分にとってうまくいかなかったことだったり
抵抗があることかも知れません。
では、常識的で安全に、
お仕事だったら収入面・条件面を軸に、といった風に
「現実を見て」生き方・働き方を決めるのが良いか?
というと、必ずしもそうではないと思っています。
ここで、すべてのベースにあるのが
【意識が現実を作っている】という大原則。
だからワクワクするもの、心が惹かれるものに
従っている時の軽やかで満たされた状態は
やはり豊かで幸せな現実を作るのは真実。
ここで多くの人は
このシンプルな法則が自分に適用されているように
感じられない、という事実もあると思います。
何故なのか?
まずは、
①そもそも何がワクワクなのかわからない。
ということ
そして
②ワクワクに従う時の恐怖・抵抗が大きすぎる
ということが大きな要因だと思います。
これについては、記事一本では収まりきらないくらいに
伝えたいことがたくさんありますが
①そもそも何がワクワクなのかわからない
この解決策は【心とからだのアンテナを磨く】こと。
まず第一歩目にやるのは「いやなこと」をやめていくこと。
ここは、カッチカチの土を耕す基本中の基本です。
わたし自身、ずっと思考ベースで生きてきたので
2020年に「いったんすべてを手放そう」と事業もお休みし
がんの治療も重なったので内観内観内観内観の
日々を過ごしていました。
嫌なことは手放してきて、やりたいようにやってきたつもりが
心の底からの「好き」「楽しい」が本当に分からなかった。
わかっていると思っていたんだけど
結果・達成感とか刺激に重きを置きすぎていたんですね。
初めは、本屋で探しました(笑)
「わたしって、インテリアとか好きだったよなー。
いや、実はこの窓からの自然の方にひかれているのかも。
ということはリゾート??」
とか、何にひかれているのかを手探りでつなげて
結局よくわからないまま本を閉じました(笑)
で、もう帰ろうとした店の出口あたりで
NHK出版の「大使夫人のおもてなし」
という本を何故か買って帰りました(笑)
迷走するにもほどがある(笑)
でも、この出会いと無意識にひかれたものって
必ずどこかでつながってると思っていますが。
それから絵を描き始めたり色んなものを作ったり
クワイアに入って歌を歌ったりもしました。
この、アート活動は直接使命とは結び付かなかったんですが
自分の感性を育てるのに、とてもとても役に立ちました。
合わせてがん治療の後の体のために
ヨガもしていたのも良かったと思います。
からだの状態に意識を向けたり
色や素材選びでからだからの反応を聞いたり。
自分の内側とつながる時間は
ワクワクすること、心が躍ること
ひいては魂が望んでいる方向への強力なアンテナになります。
何かを選択するとき
収入になるか(リスクが少ないか)?
常識的か?
などの指標ではなくって
それを創造したときに
心が喜んでいるか?
体がリラックスして緩んでいるか?
を感じられるようになります。
ワクワクがわからないという方は
よく言われることですが
まずは「何を食べたい?」とか
「今日はどんな服を着たい?」
というのを体に聞くところから始めるのが良いと思います。
予算や晩御飯との兼ね合い、今日の予定や気温とか度外視で
子供に戻ったつもりで心や体が喜ぶ洗濯を意識してみると
徐々にからだとのコミュニケーションパイプが
強くなってきます♪
②ワクワクに従う時の恐怖・抵抗が大きすぎる
この場合
ワクワクするというプラスの感情・感覚よりも
恐怖で緊張状態になった時の周波数が強くて
結果、さらなる恐怖を目にしてしまうかたちに陥りがち。
例えば、「好きなことをしたいけどお金がない」
という場合。
お金のために働くのをやめて、ワクワクすることをやる!
と決めても恐怖が強すぎると思うように進まないでしょう。
恐怖を観察しながらバランスをとって
心の安定のために最低限の収入を得ながら
好きなことをやってみる、というのが一つの方法だと思います。
あくまで、「とりま周波数を整えるための仕事」
という位置づけ。
ただ、この時もできるだけ自分の心地よさを優先して
お仕事を選ぶことが大切です。
それでも100%好きなことに挑戦したい!という方は
もう、自然に流れが出来てくると思います。
思い切りコケて借金したりするかもしれませんが
それも道のひとつ。
できるだけ大コケしないで進みたいならば
恐怖の先を疑似経験してみる、というのもおススメ。
例えば、「残高が底をついたらどうしよう!!」
っていう恐怖に押しつぶされそうだとします。
結構やってしまうのが
「イヤイヤイヤイヤ、大丈夫大丈夫!!
わたしは豊かです、わたしは豊かです・・・」
と無理やりポジティブに持っていこうとするヤツ。
こういう時は逆に、残高ゼロになった自分を
リアルに想像してみる。
むちゃくちゃ怖いと思うんですが
恐怖をしばらく噛みしめていると少し慣れてきて
(恐怖の感覚を色や形で見ているとその奥に入るような感覚になるかも)
「あ、、この保険解約したら2か月くらいいける?」
「カードのリボルビング払いでMAXまでだと2年はいける?」
「この年でみっともないけど親に頭下げる?」
「生活保護って受けれるのかな」
とか、制限を外して色々と想定してみるんです。
人って、恐怖の先を「見たくない」と蓋しがちですよね。
恐怖で避けよう避けようとするのは
恐怖のしっぽを捕まえて反対側に無理に引っ張って
ゴムをびよ~ンと伸ばしているような、
思い切り執着している状態。
だから、「残高ゼロは嫌だけど、なったらなったで何とかなるか」
くらいの中立的なスタンスでいてはじめて
プラスに振れることが可能になります。
それから、財産がゼロになった、病気になった
とかネガティブを経験して初めて気づくような学びを
先に学んでしまうこと。
残高ゼロの疑似体験をすると
今、お財布の中の1000円がとてもありがたく感じられるし
家族で安心して食べられる夕食が幸せに思えたりします。
わたしはよく、朝イチ旦那をコロします(笑)(笑)
「ぁぁ!もう二度と会えないんだ!」
「思い返せば本当に優しかったなー」
「子供の試合を一緒に見ることもできない」
「一生懸命働いて家族を支えてくれてたね。
これからは、わたしが全部背負っていくんだ」
とかいろいろと感覚に浸って妄想する。
で、リビングに行って旦那がソファでテレビ見てるだけで
「ぁぁ💕ありがたいーーーー」ってなったりする(笑)
こういう、「無い」を疑似体験することで
「ある」ことがあたりまえでない感謝を
ありありと体感することができます。
話が広がりすぎた感はありますが
えーっと、何の話だっけ?
そうそう、お仕事選びは
ワクワクベースか現実ベースか、、でしたね(笑)
ワクワクを選ぶか現実を見るかは
矛盾する理論ではないと思います。
本質的にはワクワクを選ぶのが正解かと思いますが
自分の中のワクワクを維持するために
心の抵抗に気づいてをクリアにしていくこと
必要なら安心できる収入を得ることも選択肢に入れる。
という感じです。
