1ヶ月滞在させていただいた木の花では、老若男女、いろんな人々が集っています。
中には、「ケア滞在」といってこころのケアのために来ている人々もいます。
うつ病や統合失調症と診断された人とも共にこころ磨きをするわけです。
多様性の世界 そのものです。
互いにはニックネームで呼び合います。
母くらいの年齢の人や、もっと上の人にも「~ちゃん」だったりします。
一人ひとりが、「個」であることが感覚的にわかっていきます。
私は幼い頃から、大人の中には自分を正当化したり、人のせいにしたり、他者や環境を嘆く人を多く見てきて、いつも違和感を持っていました。
そうすることで、自分を振り返ることもせずに、頑なになっている・・・そんな大人たち。
ちっとも楽しそうでもなく、苦しそうにも感じていました。
だからこそ、そうはならないように・・・
学ぶ姿勢を忘れてはならない、と思うようになれたのもありがたいことかもしれない。
でもでも、まだまだ。
学ぶ姿勢が、中途半端でした
ちょっとでも何かあったら、不満に転嫁する自分もいます
木の花ファミリーの人たちの「学ぶ姿勢」。
素晴らしかった~
どんなことからでも、自分を振り返り、言われたことを「善意」として受け止める。
受け止めるフリではなく、がっつり受け止める。
年齢は関係なく、みんながそういう姿勢。
言う方も、正直に伝える。
そのためには、ベースに 信頼 がある ・・・ と感じました。
ファミリーの人が私に言ってくれたこと。
「まりあchicchiは、納得したことしか受け取ってないよね。」
― という言葉。
私:「え?それって、どういうこと?」
ファミリー:「ほら、また受け取ってない。」
私:「え?」
この会話から、私ははじめて気づかされた「自分」がありました。
自分に都合のいいことだけ聞いて、それ以外は聞いてなかった。
このクセを意識して、これからも歩もうと思います。
教えてもらってよかったなぁ~・・・としみじみ思います。
自分のクセを知ることの大切さを、このお話↑でココロにおちました。
人のことを言っているヒマはありませんね。
せっかく生まれてきたんだから、自分をちゃんと正して成長させて・・・そのことが、きっと他者のためにもなること、・・・だと思うんです。
日常を生きていると、人の言動や出来事や、不安や恐怖をあおること、いっぱいいっぱいあります。
でもそれはすべてまやかしだと感じます。
見つめるべきことを、惑わされずに
しっかりみつめていきたい
― そう思います。